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クルミ

クルミの被弾履歴

先日、とっくんトラックの荷台の木取りの為に、クルミの板を自動カンナ(厚みを一定にする機械)に通したところ、機械から出てきた板の表面に金属片が埋まっているのが見えました。
「あちゃー、釘が打ってある事に気づかなかった~。カンナの刃がこぼれてしまっただろうなぁ。」
と、諦めたものの、刃こぼれは確認できず、金属片を取り出そうとキリでほじくると表面が欠けるほど軟らかい直径2mm程の球状の鉛でした。
鉛は鉄よりも軟らかいため、カンナの刃もこぼれなかったようです。
クルミの板をよく見ると、金属片から5cmほど離れたところも小さく変色していて、同じ大きさの球状鉛が出てきました。
「ひょっとして、散弾銃の弾?」と思い、後でネットで調べると、散弾銃は狙う獲物の大きさによって、1.75mmから9.1mm位までの弾を使い分け、小さな径だと1.75mm 2.16mm、2.25mm のものがあるようで、クルミに埋まっていた金属は、2.16mmか2.25mmの弾ではないかと思いました。(直径をノギスで測る前に床に落として見失ってしまったのでどちらかわかりませんが。)

このクルミは、5年ほど前に町内の温泉宿近くの道路拡張に伴う隣接林の伐採現場で頂いてきたもの。
道路から10m位のところで立っていたようです。
那珂川の河原にも隣接する林ですから、カモ猟だったのかもしれません。(ダジャレではありませんが・・・。)
木の表面の形成層辺りに食い込んでいた事を考えると、伐採される直前だったのかもしれません。

クルミに残った被弾履歴からいろいろ想像しながら製作しています。

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