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梅平

「第9回 美炎・馬頭琴の調べ」のご報告


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これは、2019年10月20日(日)に実施した
「第9回 美炎・馬頭琴の調べ」の、当日の記録と報告です。

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おかげさまで、第9回 美炎・馬頭琴の調べ(2019年10月20日開催)は、当日だけの奇跡とも思える晴天の元、無事に終了することが出来ました。
台風15号、19号、その後の大雨、さらには前夜にも激しい雨が降り、日本各地が甚大な被害を受けましたが、幸い棚田のあるこの地区には大きな被害はなく、会場へ向かう道中はぬかるみや水溜りができてやや悪路となったものの、演奏会は棚田で開催することができました。当日お集まりいただいたたくさんのお客さまをはじめ、演奏者の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

今年は宣伝用に、とても素敵な動画を製作していただきましたので、どうぞこちらでもご覧ください。

2019年9月13日撮影(棚田にて)  製作:TUBUTE MOVIE(Yashiho Films Inc.)

このコンサートは、栃木県那須郡那珂川町にある山の中の小さな棚田を舞台に
2011年から毎年開催しています。
棚田はぐるりを山に取り囲まれているため、
そこはあたかも森の中のオペラハウスのような場所。
美炎さんの奏でる馬頭琴の音は、マイクやアンプ等の音響機器を使わずとも
山の上までのびやかに広がります。
その音色の良さをわかって頂くには、ここにお出でいただいて聴いて頂くしかないのですが、
おそらく、他では決して聞くことのできない唯一無二の音色を、
毎年お楽しみ頂けていると思っております。

まずは第9回コンサート当日の様子を画像にてお楽しみ頂ければと思います。
最後までどうぞごゆっくりご覧下さい。

第9回 コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

photo by T.TEZUKA & E.OOTSUKA 

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当日のパンフレット

 <画像クリックで大きくなります>

 (左)裏表紙、(右)表紙

 (中面)

◆主催者より(ごあいさつ) -当日パンフレットより抜粋-

  本日は山の棚田にはるばるお越しいただきありがとうございます。
  各地が度重なる災害に見舞われる中、今日、こうしてお集まり下さった沢山のお客さまに、まずは心より御礼申し上げます。
  ずっと心に留めてきた、このコンサートのキーワードは「キセキ」。
  この棚田は、私達が生まれるずっと前から今日に繋がる「軌跡」の中に存在しています。
  棚田を耕してきたご家族の「軌跡」。集落の、里守人の日々の営みの「軌跡」・・・
  その棚田で、様々な「奇跡」のような縁が繋がりこのコンサートが開催されるようになり、
  棚田を取り巻く自然はいつも「奇跡」のような演出で私達を楽しませてくれます。
  そして今、「奇跡」とも言えるプロジェクトが始まりました。
  皆さまと一緒にこの「キセキ」を楽しめたなら、主催者として大変光栄です。

  この秋の一日が、皆さまにとって「輝石」の様な一日になりますように。

                        - ヒロクラフト 廣田充伸・美千香 -

馬頭琴奏者・美炎さんのブログよりお知らせ・感想など

● 里守人と馬頭琴        - 2019/10/17 - 

映画監督の纐纈あやさんと出会ったのは3年前くらい。
アースマンシップの岡田さんの紹介で、すごく面白いの!会わせたい!と前から言っていた。
あやさんの方はやはり岡田さんから、棚田コンサートすごくいいから絶対行ってみて。
と言われていた。
あやさんとカメラマンの石井和彦さん夫妻がそうして棚田コンサートに来てくれたのは、一昨年のよりによって初雨の開催となった棚田コンサートだった。
演奏しはじめた途端に降り出した雨。
皆さん傘をさしてじっと聞き入っている。
ともすると申し訳なさに心が占領されそうになるのを、そんな気持ちで弾くわけにいかないと集中する繰り返しの中だった。
あやさんからの感想は、自然の中に響く馬頭琴はなぜあんなに感動するのだろう。
雨音と共に聴く馬頭琴の音色は格別だった。
という、雨音という効果も何かしら音楽会の中で響くものがあるんだという意外なものだった。
先月に取材を受けに行った棚田は小雨が降っていた。
なんとも幻想的で、確かに悪くないと思えた。
まあつまり、この山の棚田はそれくらい異空間、魔法が働くかのような場所なのだ。
風光明美な棚田は棚田百選があるように全国あちこちにあるであろう。
私もいくつか知っているし、海が望めたり、それこそ階段上に斜面で広がる棚田の迫力や、何とも言えない景色はそこに立つだけで感動する。
それとはまたどこか違うこの山の棚田はまず、規模がとても小さい。
棚田の持ち主茂さんの本当にプライベートな空間で、どうしてこの山の中のこの小さな谷底によく残っていたなと色んな意味で不思議に思う。
山の入り口からして、プライベート感満載で、村の人も数十年、同じ地区に暮らしていて通った事がないような山道なのだ。
茂さんと、棚田を開墾した茂さんのお祖父さんだけが、通ってきたような道。
谷底の小さな棚田から見上げた空はやっぱり切り取られた小さな丸いここだけの空だ。
でもここが特別なのは、その棚田の真ん中に石舞台があること。
そしてそこで音を出すと、天然の音楽ホールになっていて、音が山の斜面を伝って上まで届く。
ここでしか聞けない美しい音なのだ。
弾いていると突然生き物たちが反応する。
風が反応する。
光が反応する。
みたこともない自然の演出がくりひろげられる天然の音楽ホール。
このまま死んでもいい。って感想がアンケートででるくらい、魔法がかかる異空間。
これが異空間なのか、どこにでもある里山の一部なのか。
茂さんは毎年誰も訪れることのないこの棚田で一人米作りをしてきた。
そして、ふと空を見上げて、こんな素晴らしい景色を眺められるのはおれ一人なんだなーと、味わっていたという。
そこに、この棚田の魅力に気づいて通うようになった、お隣に移住してきたヒロクラフトの廣田さん家族。
その縁でここに一年に一回。
お米の収穫の後にこの音楽会が開かれるようになり、茂さんの米作りの一年はこのコンサートが終わってやっと終わる。
いつも山の上で腕組みしながら立ち、コンサート全体を見ている茂さんの姿。
ここにこんなに人が沢山いるのが不思議でしょうがない。
みんなが喜んでくれるのが嬉しい。
この棚田のある梅平地区の廣田さんが名付けた里守人の方々もまた、このコンサートを大切に想い、日頃から地域の整備を気にかけている。
コンサート当日もそれぞれ、駐車場係りなどをこなしてくれて、お客さんがどんな満足な顔で帰ったか、なんと言って感動してくれたかを、私にとても嬉しそうに報告してくれる。
そしてその地域の人たちの暖かさを感じたお客さん達がアンケートでそれを伝えてくれる。
私の見えないところで沢山の瞬間がこのコンサートを作っている事が実感できる。
そんなことの全部が映像として、ドキュメンタリー映像作品として残したい。
ここ数年ずっと思い描いていた。
このコンサートに来たいけれど
来ることができない人達もいる。
お客さんもコンサートは見れるけど、その舞台裏は知らない。
そんな期待にも応えたい。
でも私の夢は妄想のままだった。
今年の夏、ふとFacebookで廣田さんが、もう一つの美術館という棚田からすぐの木造校舎を美術館にしている素敵な美術館で纐纈あやさんの「ある精肉店のはなし」の上映会と監督のトークショーがある。
と、いう案内をみて、行かなきゃ!!
となる。
廣田さんに言うと、それなら監督と同じ宿を予約しておきますか?という事でお願いした。
上映後にあやさんと宿で映画のこと、監督になった馴れ初めなど、部屋飲みしながら語り明かし、次の日の早朝にはあやさんと棚田へ行き、温泉で棚田の魅力を語り、気づいたら口から、棚田のドキュメンタリー映像を撮ってくれませんか?
と聞いていた。
行かなきゃ!
と思った時には、まだ頼んでみようなどとは思っていなかった。
映画も見ているし、あやさんにも何度か会っているのに、とにかく行かなきゃいけないと思った。
しかし棚田へ向かう車の中で、そうか、あやさに頼めたらすごくいいなと思い、なぜ自分はそんな事も考えずに行かなきゃ!!と決めたのか、相変わらず気づいたら走ってる自分の性格に可笑しくなる。
廣田さんはと言えば、実はそうなることを何処かで予感して、監督と同じ宿を予約してくれていた。
しかも面白い事は、次の日監督が帰った後で、夕方からこの梅平地区の寄り合いがある。
今回参加できるのが、棚田コンサートのコアメンバーのみ。
ということで、それは私も絶対参加しなければと、あやさんから言われていた通り、このコアな里守人の映像製作の賛同を得られなければこの話は成り立たない。
彼らが重要な登場人物でもあるからだ。
用意されていたとしか思えないこの流れに一人で興奮しながら、いい感じに皆さん酔ってきたところで、話を切り出す。
昨日、映画を見に来た茂さんは、待って、でも俺はあの映画の精肉店の人達のように、何も特別な話は何にもないよ。
あの作品はさ、社会問題なんかもちゃんと絡んでいて、ドキュメンタリーとして深みのあるものになっているけど、俺は取り上げられるような事は何にもないから、と言い出すので、廣田さんと、いいのそれで。
そんな事は誰も期待してなからと、なだめる。(?!)
梅平地区の代表のようなしげはるさんが、とにかく一番喜んでくれて、この梅平という地区がなんらかの形で残ってくれるなら、そんな有難い話はないと、何度も何度も話していた。
梅平地区、主催の廣田さん家族、棚田コンサート出演者、第一回目から訪れてくれているスタッフやお客さん。
いつかこのコンサートに行きたいなと思っていてくれる人、みんなの想いが詰まった作品になる。
私ができる事は本当に限られていて、その小さな範囲の事を、やっぱりやるしかない。
ただ、この映像作品を誰よりも見たいし、沢山の人に見てもらいたい。
それだけは確かで、この作品を見てみたいと思う方がいたら、ぜひ応援をよろしくお願いします。

メディアでの紹介

 ◆レディオベリー「那珂良しラジオ」 (敬称略)

  美炎さん・前田さんへのインタビューを中心に、とても素敵な番組にして放送して下さいました。

  

 ◆下野新聞 (画像をクリックすれば、大きく読みやすくなります)

2019年9月19日             2019年10月21日    
  

 ◆朝日新聞・栃木版コラム「ベリーの街ブロ」

2019年 9月20日

 ◆その他新聞各社

  朝日新聞・栃木マリオン(2019年10月9日)、とちぎ朝日(2019年10月11日)、
  とちよみ(2019年9月20日)、下野新聞ASPO(2019年10月13日)、などなど。
  イベント告知・紹介欄などへ掲載していただきました。

 ◆月刊「TWIN」10月号
  イベント紹介ページに掲載して頂きました。
 

 ◆なかTV 「NEWS NAKAGAWA TOWN」

  コンサートの様子を取材していただき、ご紹介いただきました。

皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様よりお寄せいただいた感想をご紹介いたします。
ご感想をお寄せいただいた皆様ありがとうございました。
いただいたお声は、次回開催の励みに、また、今後の運営の参考にさせていただきます。

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●天候にも恵まれ自然とマッチして、心おだやかになりました。(茂木町・60代・女性・初めて)

●演奏会のことは前から知っていて、ずっと来てみたいと思っていました。今回はじめて来れて本当に良かったです。この日、この場所でしか味わうことのできない響きに心がふるえ、とても満たされた気持ちになりました。ありがとうございました。(大田原市・女性・初めて)

●ずっと来たいと思っていましたが、やっと来られました。
本物のせせらぎの音、虫の声、鳥の声とミックスして、とてもすてきでした。
来年もぜひ聴きたいです。ありがとうございました。(40代・男性・初めて)

●棚田コンサート、とても美しい時をすごせました。幸せです。
たんぼのうしろで本物のカエルの演奏がありました。
来年もきます。(那須塩原市・60代・女性・初めて))

●駐車場に入るところから帰るところまで、とても楽しめました。
ライブだけではなく、行き帰りにも細かい気づかい(道案内、林道の写真(最後の空のフレームが会場を撮影できるようになっていて面白かったです)、注意書きなどなど)があり、とても嬉しかったです。運営の方にもとても感謝です!(那須塩原市・30代・男性・初めて)

●自然の中での音楽会は初経験でしたが、これまでになく素晴らしいものでした。
来年もぜひ来たいと思います。
関係者のみなさんの努力に敬意を表します。すばらしいドキュメントになることと思います。
期待して待ってます。(那須塩原市・70代・男性・初めて)

●今日は晴れて、前日の雨のおかげで棚田にうるおいもあり、まわりの木々もほんのり色づいている中で、美しい音で山の中にやさしくひびいて、とても良い時間を楽しくすごすことができました。
美炎さんの衣装も紅葉ですね。スタッフの方も長い時間お疲れ様です。ありがとうございました。
又、次回も来たいと思います。(那珂川町・60代・女性・初めて)

●風と空とこの地、ここに住む人々、神が造られた大地、空気を、馬頭琴と美炎さん、ピアノ、ドラム、楽器と奏でていて、モンゴルの大地(私も大好きな馬の走る姿)星と空と天と人の喜び(音楽)を感じることができ感謝です。ありがとうございました。(40代・女性・初めて)

●娘の誘いで初めて参加しました。想像以上に素晴らしいコンサートでした。
「棚田のうた」も大きな声で一緒に歌いたかったです。次回練習してきて、又歌いたいです。
スーホの白い馬も子供が小さい頃から読んでいた本なので、是非馬頭琴を生で聞いてみたかったのですが、夢が叶ってとても感動でした。透き通るような歌声も曲によくあって、とても素敵でした。今日のコンサート、最高でした。(60代・女性・初めて)

●草原の国、モンゴルで生まれた馬頭琴は、やはり自然の中で聴くと良いですね。風のそよぎ、虫や鳥の声、小川のせせらぎの音と共に流れる美炎さん達の音楽が、心に浸みました。
棚田の風景もとても素敵でした。いつまでもこの景色が変わらずにありますように!!
スタッフの皆様も、今日はありがとうございました。(仙台市・50代・初めて)

●自然の中での演奏会は初めてだったので、とても新鮮でした!ありがとうございました。
(40代・女性・初めて)

●自然の中でのコンサート、とてもすてきでした!来年もまた来たいです。映像も楽しみ♪です。(豊島区・50代・女性・初めて)

●何度も来たいと思っていて、やっと初めて来ることが出来ました。
単に音楽を聴くというコンサートではないですね。
赤とんぼが舞い、小川のせせらぎが聴こえ、ツクツクボウシが鳴く、里の棚田という自然と人の営みの場で、人々が集いともに過ごすひとときは、何物にも代え難い素敵な宝物のように思えました。(那須塩原市・50代・男性・初めて)

●周りの景色が時間とともにだんだん変化してて、あきなかったです!(大田原市・20代・女性・初めて)

●馬頭琴は他のどんな楽器より心おちつく音色です。真からリラックスできたコンサートでした。(仙台市・50代・男性・初めて)

●自然にかこまれて、すばらしかったです。狼の曲がとてもかっこよく、美しかったです。「万馬の轟き」も、馬頭琴とドラムのみというのが信じられませんでした。ありがとうございました。(30代・女性・初めて)

●生で聞く馬頭琴ははじめてでした。なんと、身体の中にしみ入る音色ですね!心も身体もいやされ、現実からはなれ一時、異空間にいるのですね!とても感動しています。この様な所に自然の舞台があるとは、想像もつきませんでした。ありがとうございました。
ドラムについて質問されましたが、やはりボンゴ?の音は腹の中にしみ込んで来ます。この音だけでも聞いてみたいと思った(舞台の上の打楽器)(宇都宮市・60代・女性・初めて)

●とても良かったです。演奏はもちろんすばらしく楽しめました。が、会場となったまわりの場所や風景、BGMとなる小川のせせらぎや、小鳥の鳴き声、虫の音などがなんともいえずのどかで本当にいやされました。来年も是非参加したいと思います。
とてもすばらしくて、山道、悪路も何のそのでした。すてきな演奏会をありがとうございました。
長く続くことを期待しております。(宇都宮市・70歳以上・女性・初めて)

●別世界でした。来年も来ます。(60代・男性・初めて)

●山の中でコンサートを行う為に、地域の方々のご尽力が不可欠だと思いますが、短い時間ですがコンサートを見させていただき、地域の方々が、このイベントを盛り上げたいと言う気持ちが伝わりました。(栃木市・50代・男性・初めて)

●里山の自然の中にいますと、ほんとうにリラックスして自然体になれます。田のあぜや、途中の道も歩きやすくしていただいて、里山を味わうことができました。大地のエネルギーと馬頭琴の音色はすばらしくて感動しました。
棚田の景色も、音色とぴったりです。空の色、風のにおい、木々のすべてが音色と一体になっていて、私たちを受け入れていましたね。ありがとうございました。(宇都宮市・60代・女性・初めて)

●はじめての参加、とてもいやされます。音のかわいさ、さびしさ、感じられてとても良い気持ち。ありがとうございました。
来年は天気台風などで一週間遅れの方が安心かと思います。(小山市・60代・女性・初めて)

●自然の音が良いですが、少し離れているとマイクも琴の音も小さくてよく聞こえなかったのが残念です(移動したら大丈夫でした!!)。自然の中でのコンサートは気持ち良くてすばらしかったです。美炎さんの美声が心地よく、歌がはじまると、トンボも一斉に木の枝先にとまり、聞きほれているようでした。(初めて)

●お天気にめぐまれ、さわやかな空気と風とトンボが飛ぶ中のライブ、すてきでした。マイクの音が小さくて、いってることがよくわからなくて残念!!時間がもう少し早いか、1時頃からにしてほしいです。(初めて)

●場が良くて、演奏も素敵でした。楽器紹介も楽しめました。ありがとうございます。(女性・初めて)

●パーカッション、ドラム、楽器紹介がとてもよかったです。棚田もよかった。(初めて)

●素晴らしい景色の中、美しい音色と調べを聞いて、とても幸せです。ありがとうございました。(那珂川町・50代・男性・初めて)

●美しい調べに美しい自然。とても素敵な時間でした。ネムの木と演奏されている状況が絵のようですてきでした。(東京都北区・50代・女性・初めて)

●いろんな楽器をたのしめました。自然の中での演奏はいいですね。演者の人々もたのしそうでした。(東京都足立区・50代・女性・初めて)

●外で聞く音楽はとても良いです(初めて)

●今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。馬頭琴の演奏は初めて聴きましたが、音が心に染み入ってくるようで、心が震えているのを感じました。
特に美炎さんのオリジナルの曲はどれも素敵でした!!その中でも私が一番気に入ったのは最後の曲の「ポラリス」です♪本当にありがとうございました!!(神奈川県横浜市・50代・女性・初めて)

●山道を通らないとたどり着かない棚田で演奏をと思うアイデアが素晴らしい。
声や楽器の音色と鳥や昆虫のコラボでその時々の音声を楽しめるのがいいですね。(初めて)

●なんでこんな田んぼのあぜ道で聞かなきゃいけないのと思ってきき始めて、すっかり音に魅了されました。特に「北極おおかみ」、「龍は嵐を呼んで天に昇る」を聞いていたら、涙が流れて心が浄化されました。また来年も来れたら聞きたいです。(50代・女性・初めて)

●素敵な楽器、歌声、環境、ありがとうございました。馬頭琴も田んぼも里山も好きになりました。モンゴルに行きたくなりました。(宮城県大崎市・男性・初めて)

●楽しませて頂きました。大変ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。(宇都宮市・60代・男性・2回目)

●楽しい楽器の紹介ありがとう♪(那珂川町・60代・男性・4回目)

●9年でネムの木は大きく育ちましたね。
・前半は梅平おばあちゃん席で聴きました。演奏される皆さんも、舞台も、曲に合わせてゆったり飛ぶトンボの姿も眺められ、映像的にも音的にも、いつもと違う経験ができました。棚田の天井桟敷のような感じでしょうか。
・「ドネゴールの夕陽」は、まだ行ったことのないアイルランドの風景を思いながら聴きました。馬頭琴の音色はアイルランド民謡によく合うと個人的に思っていて、サリーガーデンも美炎さんの馬頭琴で是非聴いてみたいです。
・後半の美炎さんの歌声、透明感があって素敵でした。「棚田のうた」はピアノで弾いています。美しい曲ですね。ドキュメンタリー映画、楽しみにしています。(神奈川県横浜市・60代・女性・8回目)

●今回で2回目です。昨年より1W遅い為、赤とんぼが少なかった様に思います。
馬頭琴の音色に魅せられて美しい音楽を楽しみながら聞きました。モンゴルの草原をかけめぐる馬を想像しながら、大らかな気分にひたりました。また、来年も楽しみにしています。(宇都宮市・70歳以上・女性・2回目)

●毎年この時期を楽しみにして今日をむかえ、去年とはちがう、おととしともちがう、今年の素晴らしい時間を過ごすことができました。また、来年を楽しみにしています。(60代・男性・4回目)

●3人の息の合った演奏がとてもすばらしく、引き込まれてしまいました。とてもすばらしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
前田さんの楽器説明、サイコーです。(宇都宮市・60代・女性・4回目)

●今年もこの棚田コンサートの季節が来たことに感謝の気持ちがわいてきます。
私も、伊豆の棚田の保全活動に関わって13年経ちますが、年々気候の変動や地域の高齢化、鳥獣被害など、深刻さは増す一方で、収穫を終えて一年の最後のしめくくりとしてこの棚田コンサートが行われることが本当に「キセキ」に感じます。「また来年」という言葉を使うのも少しためらわれる程、伊豆の棚田の維持保全は待ったなしの厳しい状況ですが、このコンサートに来て来年も(こそは)頑張ろうという気持ちになりました。この棚田コンサートに携わる全ての皆様に「今年もありがとう」と心からお伝えしたいです。(静岡県伊豆の国市・男性・3回目)

●雨が心配されていましたが晴れて良かったです!もう9回目になるんですね・・・
毎回来る度に、子どもの頃に遊んでいた山(秘密基地を作ったりしたこともありました)が、このようなコンサート会場になっているとは・・・としみじみしてしまいます。沢山の方のご協力のお陰だと思います。ドキュメンタリー制作楽しみにしています。(30代・女性・4回目)

●今日で2回目、とても楽しかったです。お天気が心配でしたが、よかった!!棚田の神様ありがとう!!また来年も来たいです。
お米、去年買っておいしくて、今年も買えてうれしいです。ありがとうございました!!(さくら市・30代・女性・2回目)

●楽しかったです。また来年も来たいと思います。(さくら市・40代・男性・2回目)

●すてきな演奏ありがとうございました。毎回、みなさんの衣装がとても気になります。特に前田さんの!
リクエスト「コンドルは飛んでいく」をお願いします。(那須塩原市・70歳以上・女性・9回目)

●今年は暑さも少し引いて秋らしい天気で良かったですね。台風の通過合間秋晴れの元、琴の音、パーカッションの響きが私の耳にも届いて心地よかったです。
息子も台風続きでハイテン気味でしたが、田んぼ奥地で立ち歩いたり座ったりしながら、じっと耳を傾けていました。もう5、6回目で毎年ここに参加するのが恒例となり、田舎帰りする気分になっています。私自身、今年の5月末馬頭写真展をこの地域で行い、参加者のうち何人か顔見知りとなり、通りすがらあいさつ交わしたりして楽しく過ごせています。(東京都杉並区・50代・男性・5回目)

●いろんなことがあるけれど、今は平和ないい気持ち。映像制作応援してますー(東京都杉並区・50代・女性・5回目)

●今年は、川の音と聞きたくて、奥の田んぼ席に座りました。
木々の音と、鳥の声と、水の音と、会場全体を見渡せて、いい席です。(茨城県桜川市・40代・女性・5回目)

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アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございました。

ご協力ありがとうございました

今年、この演奏会にお出でくださったお客様、
いつもお客様駐車場として敷地とトイレを開放して下さる「東京ガイシ」様、
当日、看板設置や駐車場誘導等にご尽力いただいた皆様、
受付広場の準備や受付業務、お客様の案内などにご尽力いただいた皆様、
事前準備や後片付けなどさまざまな事を手伝って下さった皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力いただいた沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
仮設トイレや看板やテントを貸してくださったフジタ様、
受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン職人いっぴ」の皆様、
棚田会場だけでなくその周辺も含めて綺麗に整備して下さった地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
プロジェクター、スクリーン、ワイヤレスマイクを貸して下さった那珂川町役場様、
演奏者に贈る花束のお花を提供して下さったテイコさん、
コンサートの準備から当日までの様子を撮影して下さった写真スタッフの手塚さん、
演奏者とスタッフの昼食を作ってくださった里守人まかない隊の皆さん、
いつもたくさんの筆柿を差し入れて下さりお客様にふるまって下さる山口さん、
毎年東京から駆けつけてくださる寅さん、
雨天時会場用にスライドショーを製作および当日録画を担当してくださった松前さん、
演奏会の取材をして下さった、下野新聞烏山支局長の山根茂生様
演奏会の紹介をして下さった各新聞社様、月刊「TWIN」編集部様、
FM栃木(レディオベリー)「那珂良しラジオ」の鈴木涼子様、
地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
梅平地区で日々の暮らしをつなぎ続けている里守人の皆様、
受付広場としていつも畑を使わせてくださるサクライさん、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
いつの間にかスタッフとして欠かせない存在となり支えてくれる子ども達、
そして、
映像制作を担当して下さる「やしほ映画社」の纐纈あやさん、石井和彦さん、
馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、ドラムスパーカッション奏者・前田 仁さん、

こちらも気づかない所でご配慮いただいた沢山の皆様、

たくさんの力が集まることでこのコンサートが成り立っていることに感謝いたします。
今年も、本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきました。

過去の開催報告

  (2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年

「第10回 美炎・馬頭琴の調べ」

来年の第10回は、2020日10月18日(日)に開催を予定しています。
チケットは、2020年9月1日に販売開始予定です。

詳細は、以下の公式サイトでお知らせいたしますので、どうぞご覧の上楽しみにお待ちください。
   「美炎・馬頭琴の調べ」公式サイト

 

ドキュメンタリー映像制作プロジェクト応援のお願い

2020年10月の「美炎・馬頭琴の調べ」第10回開催を記念して
ドキュメンタリー映像「里守人と馬頭琴」を制作するプロジェクトが立ち上がりました。
ぜひ製作にご協力をお願い致します!

詳細は、以下をご覧ください。
   「里守人と馬頭琴」制作プロジェクト応援のお願い
          

「第9回 美炎・馬頭琴の調べ」ご案内

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第9回 美炎(みほ)・馬頭琴の調べ
  -馬頭の棚田を吹きぬける心地よい風にのせて-  
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本日の馬頭琴コンサートは棚田で行います。
昨日の雨で棚田への道にはぬかるみもあり、畔も濡れていますので、水濡れへの対策をお願い致します。
当日券は駐車場にて販売いたします。なお、駐車場が満車になった場合は販売を終了いたしますのでどうぞご了承ください。
お知り合いの方とは相乗り等のご協力をいただけると助かります。
皆さま、どうぞお気をつけてお越し下さい。

2011年から始まった演奏会も今回で9回目となります。
  (2011年2012年2013年2014年
   2015年2016年2017年2018年)
今年も美しい山の棚田を舞台に美炎が馬頭琴の豊かな音色を響かせます。

マイクを通さない生の馬頭琴の音色は この棚田でしか聞けない豊かな響き
美炎の奏でる馬頭琴の音色に
風が、雲が、木々や虫や鳥たちが、呼応する
ここには、一期一会の舞台があります

秋のひととき 里人と自然が作り上げた
稀有なコンサートホールの音色を
やさしい里の風景とともに お楽しみ下さい 

第8回 コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

photo by T.TEZUKA & I.TAKEUCHI  

栃木県那須郡那珂川町の山の棚田での、馬頭琴 美炎トリオ による演奏会です。
馬頭琴は絵本『スーホの白い馬』にも出てくる、モンゴル民族を代表する楽器で、草原のチェロともいわれます。
棚田は周囲を山に囲まれて”すり鉢状”になっているため、音は谷全体に広がり、田んぼの畦や棚田を見下ろす丘の上などに座ったお客様は、人と自然が作り上げたオペラハウスのような棚田での生演奏を堪能できます。

馬頭琴奏者の美炎さん自身が「他では聴けない音がでる」と、この棚田での演奏会を楽しみにして下さっています。

2019年9月13日撮影(棚田でのメディア取材&リハーサル)

 

「マグノリアの願い」(作曲:美炎 編曲:竹井美子)
  「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」にて(撮影:HIME MUGI)  

日時

  2019年10月20日(日) 受付:10時頃より 開演:11時
      (雨天会場で開催時は11時30分開演となります) 

会場

  山の棚田にて (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口梅平地区内)

  雨天会場 「小口集会所」(もうひとつの美術館 隣) 
     (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

演奏

  馬頭琴 : 美炎(みほ)
  キーボード : 竹井 美子 
  ドラム・パーカッション : 前田 仁

    

チケット


   お蔭様で、当サイトとお電話による前売りチケット販売は終了しました。
   ありがとうございました。
   なお、下記の「ファッションあらい」様店頭での販売は、
   チケットのある限り10月18日まで行います。
   (お近くの方はそちらでお買い求めください。)

   当日、棚田で開催できる場合に限り、当日チケットを販売しますが、
   駐車場の収容台数や棚田の収容人数にも限りがありますので、
   上限に達した際は販売を終了させていただきます。
   お越しの際は本サイト下部の「お願いいろいろ」を、事前によくお読み下さい。   
   また、「雨天の場合」をご覧の上、当日の会場をご確認下さい。
    ・定員に達した場合は、当日チケットの販売は終了します。
    ・雨天会場の場合は、当日チケットの販売はございません。
   どうぞ予めご了承ください。


  前売りチケット  大人(高校生以上);2500円、  子ども(3歳以上);1200円

  ( 当日チケット  大人:3000円、子ども:1500円 )

   【WEBから】 (申込フォームが開きます。) 

   【お電話で】 080-3349-3465(廣田)

   【店頭で】 
     「ファッションあらい」様店頭 (〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭315)

 
  

※このコンサートの収益の一部は地域活性に役立てるため地元団体に寄付させていただきます 

フライヤー

 

印刷用PDFファイル   

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facebook Facebookページ「美炎・馬頭琴の調べ」

地図 (駐車場、受け付け、山の棚田、雨天会場)

地図(空撮)
クリックするとgoogl地図が表示されます。

馬頭琴奏者:美炎(miho)

美炎さん3

幼少期よりバイオリンに親しむ。馬頭琴に出会い、そのフォルムと美しく深い音色に魅了され、モンゴルにて馬頭琴の国家1級演奏家チ・ブルグッドに師事。
その演奏を、伝統的な馬頭琴奏者で人間国宝のチ・ボラグに認められ、モンゴル馬頭琴アンサンブルの最高峰「野馬アンサンブル」の一員としてアジア各国で演奏を重ねる。
役所広司主演映画『13人の刺客』の音楽や、セガのゲーム『THE WORLD OF THREE KINGDOMS』の音楽に馬頭琴で参加。
スイス日本大使館公邸でのコンサートなど海外での演奏の他、NHK交響楽団の弦楽器奏者等とも数多く共演するなど、クラシック・ポピュラー・世界の民族音楽等、従来の馬頭琴演奏の枠にこだわらない、ジャンルを超えた音楽表現に積極的に取り組んでいる。
これまでにオリジナル曲中心のCDアルバムを6枚リリース。
 
東京音大民族音楽研究所短期講座講師。宮地楽器渋谷講師。
千葉市文化振興財団所属アーティスト。

  <HP> http://miho-batokin.com/ 
 


キーボード : 竹井美子

  3歳より両親の手ほどきでピアノを始める。
  武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)卒業。
  クラシックからポピュラー音楽まで幅広い分野の伴奏を得意とし、作曲・編曲も手がける。
  2010年より馬頭琴奏者・美炎の伴奏を担当。美炎のオリジナル曲の編曲も数多い。  

ドラム・パーカッション : 前田 仁

  幼少の頃より地元の祭囃子に親しむ。吹奏楽部を経て、ヤマハアーティスト佐藤健氏に師事。
  ルーディメンツ、ジャズのメソッドを学ぶ。
  大学在学中、メジャーアーティストのサポートでプロのキャリアをスタート。
  以降、馬頭琴美炎、打楽器エンターテイメント「Funcussion」、ミドリカワ書房、須藤元気トリオなど、
  様々なジャンルとアーティストのレコーディング、ライブ活動を行っている。
  確かな技術と、メロディーに寄り添う歌心ある演奏に定評がある。

会場について

  那珂川町小口・梅平地区の山の中、井戸入りの沢に沿って連なる 12 枚の田んぼです。
  上流に人家がないため綺麗な沢水に恵まれ、多くの希少な生き物が暮らしています。
  大型の農業機械を入れることは出来ませんが、先代から受け継がれたシゲルさんが、
  今も楽しみつつ大切に米作りをされています。
  この棚田は、ぐるりを山に囲まれているためか音の響きが素晴らしく、
  自然の中のコンサートホールとして年に一度だけお借りしています。
  馬頭琴のためのアンプやスピーカーは使用せず、生の音色を存分にお楽しみ頂いております。
  田んぼの畦や山の上などいろいろな場所に座って音色や響きの違いをお楽しみいただければと思います。

駐車場

  ■晴天時
   東京ガイシ様 敷地内 (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口878)
   ※受付会場まで徒歩10分(700m)

  ■雨天時
    「小口集会所」 (もうひとつの美術館 隣) 
       (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

会場変更の場合

 雨天等で会場を変更する場合は、東京ガイシ様入り口(晴天時駐車場)等にお知らせを掲示します。
 また、当日朝8時以降、以下のサイト・留守番電話でも告知いたします。

  ●HP「美炎・馬頭琴の調べ」 → http://hirocraft.com/miho
  ●留守番電話がお答えします → 0287-92-5660(廣田) おかけ間違いのないようご注意下さい。

  ※前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
    変更する場合があります。

車アクセス

  ■東北自動車道 矢板ICより50分 西那須野ICより60分 宇都宮ICより60分
  ■常磐自動車道 那珂ICより60分
  ■北関東自動車道 上三川ICより70分

お願い いろいろ (注文の多い音楽会です)

※必ずお読みください。
  ●集落の山の棚田を利用した野外でのコンサートです。(天候によっては雨天会場に変わります)
  ●駐車場に限りがあります。グループの方は出来るだけ相乗りでお越し下さると助かります。
  ●駐車場から受付までは舗装された道を約700m歩きます(徒歩約10分)。
   駐車場へは少し早めのご到着をお勧めしております。
   アップダウンもありますが、地域の皆さんが作り出し維持し続ける里の風景を楽しみつつ、
   のんびりお散歩気分でお出で下さい。
  ●受付から演奏会場までは約300mです。未舗装の山の仕事道を歩いて移動します。
   坂道や、天候によってはぬかるんでいる場合もありますので、歩きやすい靴でお出でください。
   (ハイヒールなどは不向きです)。
  ●演奏会場(山の棚田)では、収穫後の田んぼと畦(あぜ)道、山の斜面などが客席となります。
   自由席ですので、いろいろな場所で音の違いなどもお楽しみください。
   足元の悪い場所もありますのでご注意願います。
  ●必要に応じて日よけの帽子、レジャーシート、虫除け、雨具などをご持参下さい。
   (日傘や銀色のシート等、他のお客様にご迷惑になるもののご使用はお避け下さい。)
   また、天候によっては肌寒い事もあります。  
  ●野外ですが小さな音もよく響く会場です。
   皆様に自然の音と馬頭琴の音色を楽しんでいただけますよう、
   特に、演奏中は携帯電話やスマートフォン、一眼カメラなど音の出る機器類のご使用、
   立ち歩いての写真撮影などはおやめ下さい。
   三脚をご使用の場合も周りのお客様へのご配慮をお願いいたします。
  ●ゴミの持ち帰りにご協力お願い致します。
  ●駐車場や会場内で発生した、事件・事故・盗難・負傷等について、主催者は一切責任を負いません。
  ●お客様のご都合による前売券の払い戻しは出来ません。
  ●前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
   変更する場合があります。
  ●当日、山の棚田で開演後は、天候の急変等による演奏の中断、または
   やむをえず中止となった場合でも、チケットの払戻し等はいたしません。

主催

   ヒロクラフト 廣田充伸・美千香

共催

   梅平・里守人(うめだいら・さともりびと)
   - 那珂川町小口・梅平地区の自然に寄り添う里の暮らしを、
              楽しみ・慈しみ・守り・伝え生きている人々 -

協力

  東京ガイシ㈱、ファッションあらい、小口行政区 (敬称略)

お問い合わせ

  TEL : 080-3349-3465(廣田)
  FAX : 0287-92-5660
  メール : info@hirocraft.com

周辺宿泊施設のご案内

  <馬頭温泉郷>
  ●いさみ館 栃木県那須郡那珂川町小口1616(0287-92-4126)
  ●元湯東家 栃木県那須郡那珂川町小口1652(0287-92-3355)  
  ●南平台温泉ホテル 栃木県那須郡那珂川町小口1342(0287-92-3211)

  <小口温泉>
  ●小口館下の湯 栃木県那須郡那珂川町小口386(0287-92-3184)

  ●ホテル美玉の湯 栃木県那須郡那珂川町小砂3102(0287-93-0811)

  <コテージ>
  ●サンタヒルズ 栃木県那須郡那珂川町三輪967(0287-96-4622)
  ●那珂川グリーンヒル 栃木県那須郡那珂川町小口1702(0287-92-3351)

  <Renovation HOTEL>
  ●飯塚邸 栃木県那珂川町馬頭360(0287-82-7551)

  <意外と近い宿泊施設>
  ●ホテル花月 栃木県大田原市黒羽向町2(0287-54-1105)
  ●大田原市ふれあいの丘シャトー・エスポワール 栃木県大田原市福原1411-22(0287-28-3131)

  <直前に空室あれば、泊まれます>
  ●ジュンクラシックカントリークラブ 栃木県那須郡那珂川町片平914(0287-96-3535)
  他 町内(近隣)ゴルフ場内宿泊施設いろいろ

  <馬頭琴コンサートを含む1泊2日のお得なツア-もあります>

  ● [ヘルスツーリズムin那珂川町] 原点回帰の旅
   ※ツアーのお申し込みは上記サイトよりお願いします。
   ※もしも、コンサートチケット申し込み後に上記ツアー参加希望される際は、
    ヒロクラフトへ御相談下さい。



 

 

チケット購入


   お蔭様で、当サイトとお電話による前売りチケット販売は終了しました。
   ありがとうございました。
   なお、下記の「ファッションあらい」様店頭での販売は、
   チケットのある限り10月18日まで行います。
   (お近くの方はそちらでお買い求めください。)

   当日、棚田で開催できる場合に限り、当日チケットを販売しますが、
   駐車場の収容台数や棚田の収容人数にも限りがありますので、
   上限に達した際は販売を終了させていただきます。
   お越しの際は本サイト下部の「お願いいろいろ」を、事前によくお読み下さい。   
   また、「雨天の場合」をご覧の上、当日の会場をご確認下さい。
    ・定員に達した場合は、当日チケットの販売は終了します。
    ・雨天会場の場合は、当日チケットの販売はございません。
   どうぞ予めご了承ください。


「第8回 美炎・馬頭琴の調べ」(2018年10月14日開催)のご案内

*******************************************************************************************************
第8回 美炎(みほ)・馬頭琴の調べ
  -馬頭の棚田を吹きぬける心地よい風にのせて-  
*******************************************************************************************************

2011年から始まった演奏会も今回で8回目となります。
  (2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年
今年も美しい山の棚田を舞台に美炎が馬頭琴の豊かな音色を響かせます。

マイクを通さない生の馬頭琴の音色は この棚田でしか聞けない豊かな響き
美炎の奏でる馬頭琴の音色に
風が、雲が、木々や虫や鳥たちが、呼応する
ここには、一期一会の舞台があります

秋のひととき 里人と自然が作り上げた
稀有なコンサートホールの音色を
やさしい里の風景とともに お楽しみ下さい

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

photo by T.OGAWA & T.TEZUKA

栃木県那須郡那珂川町の山の棚田での、馬頭琴 美炎トリオ による演奏会です。
馬頭琴は絵本『スーホの白い馬』にも出てくる、モンゴル民族を代表する楽器で、草原のチェロともいわれます。
棚田は周囲を山に囲まれて”すり鉢状”になっているため、音は谷全体に広がり、田んぼの畦や棚田を見下ろす丘の上などに座ったお客様は、人と自然が作り上げたオペラハウスのような棚田での生演奏を堪能できます。
馬頭琴奏者の美炎さん自身が「他では聴けない音がでる」と、この棚田での演奏会を楽しみにして下さっています。


「マグノリアの願い」(作曲:美炎 編曲:竹井美子)
  「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」にて(撮影:HIME MUGI)  

日時

  2018年10月14日(日) 受付:10時頃より 開演11時
      (雨天会場で開催時は11時30分開演となります) 

会場

  山の棚田にて (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口)

  雨天会場 「小口集会所」(もうひとつの美術館 隣) 
     (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

演奏

  馬頭琴 : 美炎(みほ)
  キーボード : 竹井 美子 
  ドラム・パーカッション : 前田 仁

    

チケット

  

  前売りチケット  大人(高校生以上);2500円、  子ども(3歳以上);1200円

 
  ( 当日チケット  大人:3000円、子ども:1500円 )




 
  
 ※このコンサートの収益の一部は地域活性に役立てるため地元団体に寄付させていただきます

フライヤー

 

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地図 (駐車場、受け付け、山の棚田、雨天会場)

地図(空撮)
クリックするとgoogl地図が表示されます。

馬頭琴奏者:美炎(miho)

美炎さん3

幼少期よりバイオリンに親しむ。馬頭琴に出会い、そのフォルムと美しく深い音色に魅了され、モンゴルにて馬頭琴の国家1級演奏家チ・ブルグッドに師事。
その演奏を、伝統的な馬頭琴奏者で人間国宝のチ・ボラグに認められ、モンゴル馬頭琴アンサンブルの最高峰「野馬アンサンブル」の一員としてアジア各国で演奏を重ねる。
役所広司主演映画『13人の刺客』の音楽や、セガのゲーム『THE WORLD OF THREE KINGDOMS』の音楽に馬頭琴で参加。
スイス日本大使館公邸でのコンサートなど海外での演奏の他、NHK交響楽団の弦楽器奏者等とも数多く共演するなど、クラシック・ポピュラー・世界の民族音楽等、従来の馬頭琴演奏の枠にこだわらない、ジャンルを超えた音楽表現に積極的に取り組んでいる。
これまでにオリジナル曲中心のCDアルバムを6枚リリース。
 
東京音大民族音楽研究所短期講座講師。宮地楽器渋谷講師。
千葉市文化振興財団所属アーティスト。

  <HP> http://miho-batokin.com/ 
 


キーボード : 竹井美子

  3歳より両親の手ほどきでピアノを始める。
  武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)卒業。
  クラシックからポピュラー音楽まで幅広い分野の伴奏を得意とし、作曲・編曲も手がける。
  2010年より馬頭琴奏者・美炎の伴奏を担当。美炎のオリジナル曲の編曲も数多い。  

ドラム・パーカッション : 前田 仁

  幼少の頃より地元の祭囃子に親しむ。吹奏楽部を経て、ヤマハアーティスト佐藤健氏に師事。
  ルーディメンツ、ジャズのメソッドを学ぶ。
  大学在学中、メジャーアーティストのサポートでプロのキャリアをスタート。
  以降、馬頭琴美炎、打楽器エンターテイメント「Funcussion」、ミドリカワ書房、須藤元気トリオなど、
  様々なジャンルとアーティストのレコーディング、ライブ活動を行っている。
  確かな技術と、メロディーに寄り添う歌心ある演奏に定評がある。

会場について

  那珂川町小口・梅平地区の山の中、井戸入りの沢に沿って連なる 12 枚の田んぼです。
  上流に人家がないため綺麗な沢水に恵まれ、多くの希少な生き物が暮らしています。
  大型の農業機械を入れることは出来ませんが、先代から受け継がれたシゲルさんが、
  今も楽しみつつ大切に米作りをされています。
  この棚田は、ぐるりを山に囲まれているためか音の響きが素晴らしく、
  自然の中のコンサートホールとして年に一度だけお借りしています。
  馬頭琴のためのアンプやスピーカーは使用せず、生の音色を存分にお楽しみ頂いております。
  田んぼの畦や山の上などいろいろな場所に座って音色や響きの違いをお楽しみいただければと思います。

駐車場

  ■晴天時
   東京ガイシ様 敷地内 (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口878)
   ※受付会場まで徒歩10分(700m)

  ■雨天時   「小口集会所」 (もうひとつの美術館 隣) 
       (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

会場変更の場合

 雨天等で会場を変更する場合は、東京ガイシ様入り口(晴天時駐車場)等にお知らせを掲示します。
 また、当日朝8時以降、以下のサイト・留守番電話でも告知いたします。

  ●HP「美炎・馬頭琴の調べ」 → http://hirocraft.com/miho
  ●留守番電話がお答えします → 0287-92-5660(廣田) おかけ間違いのないようご注意下さい。

  ※前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
    変更する場合があります。

車アクセス

  ■東北自動車道 矢板ICより50分 西那須野ICより60分 宇都宮ICより60分
  ■常磐自動車道 那珂ICより60分
  ■北関東自動車道 上三川ICより70分

お願い いろいろ (注文の多い音楽会です)

※必ずお読みください。
  ●集落の山の棚田を利用した野外でのコンサートです。(天候によっては雨天会場に変わります)
  ●駐車場に限りがあります。グループの方は出来るだけ相乗りでお越し下さると助かります。
  ●駐車場から受付までは舗装された道を約700m歩きます(徒歩約10分)。
   アップダウンもありますが、人々が作り出し維持し続ける里の風景を楽しみつつ、
   のんびりお散歩気分でお出で下さい。駐車場へは少し早めのご到着をお勧めしております。
   (歩行が困難な方など、極力対応はいたしますのでご相談下さい)
  ●受付から演奏会場までは約300mです。未舗装の山の仕事道を歩いて移動します。
   坂道や、天候によってはぬかるんでいる場合もありますので、歩きやすい靴でお出でください。
   (ハイヒールなどは不向きです)。
  ●演奏会場(山の棚田)では、収穫後の田んぼと畦(あぜ)道、山の斜面などが客席となります。
   自由席ですので、いろいろな場所で音の違いなどもお楽しみください。
   足元の悪い場所もありますのでご注意願います。
   ただし、演奏中のお席の移動は他のお客様のご迷惑になりますのでお控え下さい。
  ●必要に応じて日よけの帽子、レジャーシートやミニチェアー、虫除け、雨具などをご持参下さい。
   (銀色のシート等は、光を反射し周りのお客様にご迷惑になりますのでお避け下さい。)
   また、天候によっては肌寒い事もあります。  
  ●野外ですが小さな音もよく響く会場です。
   皆様に自然の音と馬頭琴の音色を楽しんでいただけますよう、
   特に、演奏中は携帯電話やスマートフォン、一眼カメラなど音の出る機器類のご使用、
   立ち歩いての写真撮影などはおやめ下さい。
   三脚をご使用の場合も周りのお客様へのご配慮をお願いいたします。
  ●小さなお子様をお連れの方は、他のお客様のご迷惑にならないようご配慮下さい。 
  ●ゴミの持ち帰りにご協力お願い致します。
  ●駐車場や会場内で発生した、事件・事故・盗難・負傷等について、主催者は一切責任を負いません。
  ●お客様のご都合による前売券の払い戻しは出来ません。
  ●前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
   変更する場合があります。
  ●当日、山の棚田で開演後は、天候の急変等による演奏の中断、または
   やむをえず中止となった場合でも、チケットの払戻し等はいたしません。

主催

   ヒロクラフト 廣田充伸・美千香

共催

   梅平・里守人(うめだいら・さともりびと)
   - 那珂川町小口・梅平地区の自然に寄り添う里の暮らしを、
              楽しみ・慈しみ・守り・伝え生きている人々 -

協力

  東京ガイシ㈱、ファッションあらい、小口行政区 (敬称略)

お問い合わせ

  TEL : 080-3349-3465(廣田)
  FAX : 0287-92-5660
  メール : info@hirocraft.com

周辺宿泊施設のご案内

  <馬頭温泉郷>
  ●いさみ館 栃木県那須郡那珂川町小口1616(0287-92-4126)
  ●元湯東家 栃木県那須郡那珂川町小口1652(0287-92-3355)  
  ●那珂川苑 栃木県那須郡那珂川町小口1728(0287-92-5511)
  ●南平台温泉ホテル 栃木県那須郡那珂川町小口1342(0287-92-3211)

  <小口温泉>
  ●小口館下の湯 栃木県那須郡那珂川町小口386(0287-92-3184)

  ●ホテル美玉の湯 栃木県那須郡那珂川町小砂3102(0287-93-0811)

  <コテージ>
  ●サンタヒルズ 栃木県那須郡那珂川町三輪967(0287-96-4622)
  ●那珂川グリーンヒル 栃木県那須郡那珂川町小口1702(0287-92-3351)

  <意外と近い宿泊施設>
  ●ホテル花月 栃木県大田原市黒羽向町2(0287-54-1105)
  ●大田原市ふれあいの丘シャトー・エスポワール 栃木県大田原市福原1411-22(0287-28-3131)



 

 

チケット購入

 


 

「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」(平成28年10月16日開催)のご報告


*******************************************************************************************************
これは、2016年10月16日(日)に実施した
「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」の、当日の記録と報告です。

楽しみにお待ち下さっていた皆様には、大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
*******************************************************************************************************
当日はさわやかな秋晴れに恵まれ、第6回も無事棚田にてコンサートを開催する事ができました。
ご来場いただいたたくさんのお客様に心より御礼申し上げます。
また、多方面に渡りご協力をいただいた皆様方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

このコンサートは、2011年から栃木県那須郡那珂川町にある山の中の棚田を舞台に行われています。
棚田はぐるりを山に取り囲まれているため、あたかも森の中のオペラハウスのような場所。
美炎さんの奏でる馬頭琴の音は、マイクやアンプ等の音響機器を使わずとも山の上までのびやかに広がり
その音色の良さは、関係者のみならず、プロ奏者である美炎さん自身が驚くほど。
おそらく、他では決して聞くことのできないすばらしい音色をお楽しみいただけていると自負しております。
昨年お出でいただいた皆様はもとより、まだ行ったことないよという皆様も、
まずは画像にてお楽しみ頂ければと思います。最後までどうぞごゆっくりご覧下さい。

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

 

photo by T.OGAWA & T.TEZUKA

当日のパンフレット

 <画像クリックで大きくなります>

 (左)裏表紙、(右)表紙

 (中面)


「マグノリアの願い」(作曲:美炎 編曲:竹井美子)  「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」にて(撮影:HIME MUGI)  

馬頭琴奏者・美炎さんの感想

◆虫から借りる会場- 2016/10/20 –

目の端に捉えられていたのはトンボが竜巻みたいにぐるぐる乱舞していたことと、そこにちょうちょらしきものと、後なんの虫だろー?と思いつつ、速い曲を演奏していてこっちもぐるぐる乱舞してたので、目の端にとらえただけなのですが、
あれは夢だったのだろうか?

棚田コンサート。

虫たちの、鳥たちの、自然の場所を正にお借りする形での音楽会。
そこはシゲルさんが一年通して一人でお米を作っている場所。
田植えて、草取りし、水をみて、収穫をやっと迎え、そこで終わりにならないのがシゲルさんの田んぼ。笑
棚田コンサートが終わってやっとシゲルさんの米作りの一年が終わる。
収穫の先にある音楽会は正に収穫を感謝して祝う会になっているのかもしれない。
最後に子供達にいただく花束には棚田の稲穂が必ず入っている。
スタッフの方々とのお疲れ様会では棚田のおにぎりをほおばる。
観光名所でもパワースポットでも名のある建築家のホールでもなく、どこにでもあるような日本の里山の、シゲルさんが先祖から伝えられて受け継いでいる、普段だれも通りかからない山の中の棚田。
ひっそりと、長い時間の中、そこにずっとあった。
扇田と名前の付いたその棚田には要の部分に石舞台がある。
そこから山の奥の水の流れの来る方。
回廊になってる斜面に向かって音がのびる。
ずっと待っていてくれたような場所。
待っていてくれて、見つけることができた。

ここで弾くと一つのことを体感できる。
田んぼも木々も虫や鳥や日の光や雲や風、動物たち、その輪の中に私達もいて、目に見えない色んな存在もいて、共鳴しあっている。
そうやって生かされて、つながっている。
この石舞台にまた戻ってこれたこと、ここで弾くことでそれを体感できること、その瞬間に感謝できること。
その表せられない尊い何かをみんなで共有していること。
わたしにそれを表せるとしたら、それはやっぱりあそこで音楽をやること。
感じることで一つになること。

指折り数えてこの棚田コンサートを楽しみにしてくれている人がいる。
何日も前からずっと天気が心配で眠れなくなるほど晴天を祈ってる人がいる。
田んぼの作業をしながら、もっとここはこうしたら、居心地よくなるのではないか、常にそういう目線で見ている人がいる。
石舞台の上に根付いたねむの木も毎年大きくなっている。
私もここに戻るたびに、ちゃんと成長できているように、それを喜んでいただけるように。
次の田んぼの最後の作業。

棚田コンサートをまた迎えられるために
次の一年をすすむ。

 (馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOG より転載)

◆かっこよくくずすの苦手- 2016/10/21 –

一つ一つ演奏会を終えるたびに生まれる新しい人との出会い。
それが思わぬところでまた別な出会いにつながっていく。
今回の棚田コンサートはお見送り演奏もほどほどに、その後石舞台の脇でサイン会しました。
いつも来てくれるお客さまと直接やりとりできないもどかしさがあり、お顔をみれて、お話できてよかった!

<中略>

おかげさまでツイッターで繋がった方と実際にお顔を合わせて話ができたのもとっても嬉しかったし、高校時代の友人が数年ぶりに現れたり、元馬頭琴の生徒さんでおめでたのお腹を抱えて久しぶりの再会を喜んだり、絵本作家のいわむらかずおさんが、サインの列に並んでおり、トンボが畔の客席からみると、光ってみえてとても幻想的でしたよと教えてくれたり、
そしていわむらかずおさんにも気恥ずかしくなりながらサインしました。

ところで、サインですが、私のサイン。
美炎って書いてます。

サインって、なんかこう、読めなくて、字のような暗号のようなそういうのがかっこいいと思うのに、私のは美炎そのまま。
いいんだろうかとハタと思うものの、美炎って崩せるようで崩せない。
なんとなーく崩してる風に書いてますが(笑)
そのまま。

<中略>

この棚田にいらっしゃるお客様、犬連れの方もちらほらいます。
えっ?いたの?というくらいどのワンコさんも静かです。
去年だったか?真っ白なオオカミみたいなワンコさんもいらっしゃいました。

ちょっとほんとに終わったあと、棚田にいらっしゃってるお客様とくまなく話したい。
むりかーー。

ヨガマットを敷いてゴロンしたいなら、奥の方のひとが集まらない場所がオススメ。
ただし気持ちよすぎて、音楽聞かずに最後までいってしまう危険性もあります。
それはそれでいいのか。

終わった後のスタッフの方々との懇親会は、いつも泣きそうになります。
いつぞやだったかは、棚田の持ち主シゲルさんの娘さんが、棚田なんて大変なだけで地味な作業と思っていたけど、こんなに沢山の方があつまり、喜んでくれているのをみて、お父さんを尊敬します。
と言っていて、一同ジーンとしたこともあったり、その次の年はその娘さんが結婚されてその次の日が棚田コンサート、それぞれの親戚の方も聞きにいらして、懇親会ではお祝いのムード。
旦那さんとなった方が筋肉ムキムキで、棚田の作業も任せてください!
と頼もしかったり、その次の年では、その娘さんに可愛い女の子の赤ちゃんが産まれて、美炎さんの歌のところでぐっすり寝ちゃいましたと、懇親会では抱かせてくれたり、

今年は!

やはりコンサートの途中でぐっすり寝ちゃいました。でも懇親会のあとで、シゲルさんがニッコニコで抱っこして連れてきてくれて、これはもう後2、3年すると、この子がコンサートの後の花束を持って来てくれる花束贈呈係になるに違いないと確信。
その時はシゲルさん筆頭にみんなで泣く。

今年も花束男子が代替わりしてびっくり。
中学生の大きなお兄さんお姉さんになってるし!
主催のヒロクラフトさんの子供たちがみんな大人になってるのだから仕方なしだし、それはそれで嬉しいことです。

毎度美味しい美味しい懇親会のための賄い料理を作ってくれる里守人の奥様方。
いつも朝早くから仕込み、申し訳ないなーと、思いつつ、お手伝いしたくなるのをこらえて、遠くから見ていましたが、一年に一度のこのみんなでやる料理も楽しみの一つと聞いて、本当に嬉しかった。

ここに紹介したいエピソードは山のようにあるのですが、沢山ありすぎるので今日はここまでにします。

(馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOG より抜粋転載)


     

新聞等の掲載

 ◆下野新聞(10月1日)                   ◆朝日新聞(10月5日)
  

 ◆朝日新聞(10月17日)                   ◆東京新聞(10月17日)
   

 ◆なかTV「NEWSなかがわTOWN」より

 ◆「棚田学会通信」

たくさん取材していただき、また、ご紹介いただきありがとうございました。

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様よりたくさんの感想をお寄せいただきましたので、抜粋してご紹介いたします。
ご感想、ご満足の声、ご希望、ご苦言等々、ありがとうございます。
お客様の声は、とても励みになっております。また、次回開催の参考にさせていただこうと思っております。

——————————-

●「赤とんぼ」の時には、赤とんぼが、「風の馬」の時には、風が吹き、「白鳥」の時には、鳥の声が、自然の演出って素晴らしい。
 鳥も赤とんぼも風も、みんな馬頭琴の音色に誘われてやってくるのですね。(女性)
●赤とんぼの曲に合わせて赤とんぼが集まってきたり、馬の疾走する曲の時に風が吹いてきて、自分もあたかも馬に乗っているかのような気がして、自然と一体になった感のあるコンサートでした。
(宇都宮市・男性)
●ちょうど曲の流れに合うように、鳥が鳴き、トンボが舞い、風が木々を揺らし、葉音が聞こえ、心の浄化させていただきました。(宇都宮市・女性)
●「風の馬」で急に風が吹いた時、偶然ではない何かが働いたように感じました。(女性)
●トンボが飛び、風がときおり吹いて、映画の1シーンにいるような感じがして、とても心地良かったです。(女性)
●トンボ、風、太陽、すべてが演奏を手助けしているようで神秘的でした。
 また、運営されている方々もとっても親切で、心から楽しむことができました。(大田原市・女性)
●期待の高まるアプローチ、素晴らしい舞台、そしてもちろん演奏。「風の馬」の時、ちょうど風が吹き抜けたのは、ここでしかあり得ない奇跡的な演出でしたね。(東京都・男性)
●自然の棚田をもとに、まわりの木々、そして何千匹?の赤とんぼが舞う会場。自然を大切に愛する人たちへの神様からの贈り物のように思えました。
 美炎さんの馬頭琴の演奏のすばらしさと、スタッフの皆さんの、細やかな優しい心配りおもてなしが心に響きました。(那珂川町・男性)
●6年間毎回、棚田のコンサートがお天気に恵まれているのは”キセキ”です。
 何かわからないけど、異次元の力を感じる2時間です。
●非現実な世界にいざなってもらえる、素晴らしいコンサートでした。(鹿沼市・男性)
●棚田の会場がとても素晴らしいです。
 谷間に光が差し込んでいる演台の1本の木も含めて馬頭琴の音色が流れていて、それが秋の空へ吸い込まれていく感じがしました。(東京都・男性)
●驚いたのは、棚田に囲まれた演奏会場です。 自然そのものの中での音は、邪魔するものが何もない本当の調べがあるような気がしました。(大田原市・女性)
●美炎様のお人柄はもちろん、地域の皆様のご協力とご理解があって、こんなに素敵なコンサートができるのだろうなぁと思いました。駐車場、道中、会場、受付けの方々、皆様の暖かさを感じられる心温まる本当に素敵な秋の1日となりました。(東京都・女性)
●青空と赤とんぼ、、蝶の舞い、栗のイガ、野アザミが咲き、書いたら書ききれないくらいの素晴らしいシチュエーションの中、馬頭琴の音色が、自然のホールに響く、という何とも贅沢な時間なのでしょう。
 仕事を代わってもらい東京から聞きに来た甲斐は150%、いや200%!!(東京都・女性) 
●馬が駆ける様が、見えるような演奏でした。(女性)
●風に吹かれて虫の声や鳥の声を聴きながら、日射しの下でのんびり聴く演奏会、やはりとても気持ちよく来てよかったです。
 美炎さんの歌声がとてもキレイで、涙が出そうになるくらい感動的でした。
 馬頭琴の音を聴くと、心が温かくなるような気がします。
 優しく強く、まるで生きている馬のようでした。(那須塩原市・女性)

——————————–

他にも、本当にたくさんの感想を頂きました。中には俳句を読んでくださった方、スケッチを寄せてくださった方もいらっしゃり、多彩な表現の数々に感嘆いたしました。すべてをご紹介できず申し訳ありません。アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(全てのご感想は、こちらでご覧ください。→
「お客様のご感想(Facebook)」

ご協力ありがとうございました

遠い駐車場から歩いてくださったお客様、遠くからカートを押して来て下さった地域のおばあちゃん達、
当日、看板設置や駐車場誘導等にご尽力いただいた皆様、受付業務を担当して下さった皆様、
棚田でのCD販売やサイン会のお世話、受付広場での案内やヒロクラフト作品を販売して下さった千葉組の皆様、
毎年東京から駆けつけてくださる寅組の皆様、
当日や準備段階でお手伝いいただいた「那珂川町地域おこし協力隊」の皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力いただいた沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
キーボード用のバッテリーを用意して下さった「川和自動車」様、
仮設トイレや看板を貸してくださったフジタ様、
受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン職人いっぴ」の皆様、
駐車場用地を貸して下さった「東京ガイシ」様、
棚田会場だけでなくその周辺も含めて綺麗に整備して下さった地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
演奏者に花束を贈ってくれた地域の子ども達、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
演奏会の後援をいただいた那珂川町教育委員会、那珂川町観光協会、㈱下野新聞社様、
写真やビデオを撮ってくれた写真スタッフの皆様、
スタッフ用の昼食を作ってくださった梅平地区のお母さま方、
雨天時会場用にスライドショーを製作および当日録画を担当してくださったM様、
駐車場から受付まで歩くお客様を気遣い支えてくださった地域の皆様、
道案内スタッフを気遣って下さった地域の皆様、
アンケートに感想を寄せて下さったたくさんの皆様、
演奏会の紹介をして下さった下野新聞、朝日新聞、東京新聞、とちぎ読売、とちぎ朝日、他各新聞社様、
地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
受付広場として畑を使わせてくださっているサクライさん、
そして馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、ドラムスパーカッション奏者・前田 仁さん、
こちらも気づかない所でご配慮いただいた沢山の皆様、
そして、いつもなにかと不自由を強いているかもしれない子ども達、
本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきました。

次回へ向けて

 次回は、2017年10月15日(日)に第7回を予定しています。
 詳細については夏以降、チラシ、ポスター、サイト等にて改めてご案内したいと思っております。

 いつもお出で下さっている皆さまも、次回は行ってみようかなとご検討いただいている皆さまも、
 秋の棚田でお会いできることを楽しみに、これから準備を進めてまいりたいと思います。
 
最後までご覧いただき、お読みいただき、ありがとうございました。

 第6回 スタッフ一同

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