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コンサート

「第9回 美炎・馬頭琴の調べ」のご報告


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これは、2019年10月20日(日)に実施した
「第9回 美炎・馬頭琴の調べ」の、当日の記録と報告です。

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おかげさまで、第9回 美炎・馬頭琴の調べ(2019年10月20日開催)は、当日だけの奇跡とも思える晴天の元、無事に終了することが出来ました。
台風15号、19号、その後の大雨、さらには前夜にも激しい雨が降り、日本各地が甚大な被害を受けましたが、幸い棚田のあるこの地区には大きな被害はなく、会場へ向かう道中はぬかるみや水溜りができてやや悪路となったものの、演奏会は棚田で開催することができました。当日お集まりいただいたたくさんのお客さまをはじめ、演奏者の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

今年は宣伝用に、とても素敵な動画を製作していただきましたので、どうぞこちらでもご覧ください。

2019年9月13日撮影(棚田にて)  製作:TUBUTE MOVIE(Yashiho Films Inc.)

このコンサートは、栃木県那須郡那珂川町にある山の中の小さな棚田を舞台に
2011年から毎年開催しています。
棚田はぐるりを山に取り囲まれているため、
そこはあたかも森の中のオペラハウスのような場所。
美炎さんの奏でる馬頭琴の音は、マイクやアンプ等の音響機器を使わずとも
山の上までのびやかに広がります。
その音色の良さをわかって頂くには、ここにお出でいただいて聴いて頂くしかないのですが、
おそらく、他では決して聞くことのできない唯一無二の音色を、
毎年お楽しみ頂けていると思っております。

まずは第9回コンサート当日の様子を画像にてお楽しみ頂ければと思います。
最後までどうぞごゆっくりご覧下さい。

第9回 コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

photo by T.TEZUKA & E.OOTSUKA 

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当日のパンフレット

 <画像クリックで大きくなります>

 (左)裏表紙、(右)表紙

 (中面)

◆主催者より(ごあいさつ) -当日パンフレットより抜粋-

  本日は山の棚田にはるばるお越しいただきありがとうございます。
  各地が度重なる災害に見舞われる中、今日、こうしてお集まり下さった沢山のお客さまに、まずは心より御礼申し上げます。
  ずっと心に留めてきた、このコンサートのキーワードは「キセキ」。
  この棚田は、私達が生まれるずっと前から今日に繋がる「軌跡」の中に存在しています。
  棚田を耕してきたご家族の「軌跡」。集落の、里守人の日々の営みの「軌跡」・・・
  その棚田で、様々な「奇跡」のような縁が繋がりこのコンサートが開催されるようになり、
  棚田を取り巻く自然はいつも「奇跡」のような演出で私達を楽しませてくれます。
  そして今、「奇跡」とも言えるプロジェクトが始まりました。
  皆さまと一緒にこの「キセキ」を楽しめたなら、主催者として大変光栄です。

  この秋の一日が、皆さまにとって「輝石」の様な一日になりますように。

                        - ヒロクラフト 廣田充伸・美千香 -

馬頭琴奏者・美炎さんのブログよりお知らせ・感想など

● 里守人と馬頭琴        - 2019/10/17 - 

映画監督の纐纈あやさんと出会ったのは3年前くらい。
アースマンシップの岡田さんの紹介で、すごく面白いの!会わせたい!と前から言っていた。
あやさんの方はやはり岡田さんから、棚田コンサートすごくいいから絶対行ってみて。
と言われていた。
あやさんとカメラマンの石井和彦さん夫妻がそうして棚田コンサートに来てくれたのは、一昨年のよりによって初雨の開催となった棚田コンサートだった。
演奏しはじめた途端に降り出した雨。
皆さん傘をさしてじっと聞き入っている。
ともすると申し訳なさに心が占領されそうになるのを、そんな気持ちで弾くわけにいかないと集中する繰り返しの中だった。
あやさんからの感想は、自然の中に響く馬頭琴はなぜあんなに感動するのだろう。
雨音と共に聴く馬頭琴の音色は格別だった。
という、雨音という効果も何かしら音楽会の中で響くものがあるんだという意外なものだった。
先月に取材を受けに行った棚田は小雨が降っていた。
なんとも幻想的で、確かに悪くないと思えた。
まあつまり、この山の棚田はそれくらい異空間、魔法が働くかのような場所なのだ。
風光明美な棚田は棚田百選があるように全国あちこちにあるであろう。
私もいくつか知っているし、海が望めたり、それこそ階段上に斜面で広がる棚田の迫力や、何とも言えない景色はそこに立つだけで感動する。
それとはまたどこか違うこの山の棚田はまず、規模がとても小さい。
棚田の持ち主茂さんの本当にプライベートな空間で、どうしてこの山の中のこの小さな谷底によく残っていたなと色んな意味で不思議に思う。
山の入り口からして、プライベート感満載で、村の人も数十年、同じ地区に暮らしていて通った事がないような山道なのだ。
茂さんと、棚田を開墾した茂さんのお祖父さんだけが、通ってきたような道。
谷底の小さな棚田から見上げた空はやっぱり切り取られた小さな丸いここだけの空だ。
でもここが特別なのは、その棚田の真ん中に石舞台があること。
そしてそこで音を出すと、天然の音楽ホールになっていて、音が山の斜面を伝って上まで届く。
ここでしか聞けない美しい音なのだ。
弾いていると突然生き物たちが反応する。
風が反応する。
光が反応する。
みたこともない自然の演出がくりひろげられる天然の音楽ホール。
このまま死んでもいい。って感想がアンケートででるくらい、魔法がかかる異空間。
これが異空間なのか、どこにでもある里山の一部なのか。
茂さんは毎年誰も訪れることのないこの棚田で一人米作りをしてきた。
そして、ふと空を見上げて、こんな素晴らしい景色を眺められるのはおれ一人なんだなーと、味わっていたという。
そこに、この棚田の魅力に気づいて通うようになった、お隣に移住してきたヒロクラフトの廣田さん家族。
その縁でここに一年に一回。
お米の収穫の後にこの音楽会が開かれるようになり、茂さんの米作りの一年はこのコンサートが終わってやっと終わる。
いつも山の上で腕組みしながら立ち、コンサート全体を見ている茂さんの姿。
ここにこんなに人が沢山いるのが不思議でしょうがない。
みんなが喜んでくれるのが嬉しい。
この棚田のある梅平地区の廣田さんが名付けた里守人の方々もまた、このコンサートを大切に想い、日頃から地域の整備を気にかけている。
コンサート当日もそれぞれ、駐車場係りなどをこなしてくれて、お客さんがどんな満足な顔で帰ったか、なんと言って感動してくれたかを、私にとても嬉しそうに報告してくれる。
そしてその地域の人たちの暖かさを感じたお客さん達がアンケートでそれを伝えてくれる。
私の見えないところで沢山の瞬間がこのコンサートを作っている事が実感できる。
そんなことの全部が映像として、ドキュメンタリー映像作品として残したい。
ここ数年ずっと思い描いていた。
このコンサートに来たいけれど
来ることができない人達もいる。
お客さんもコンサートは見れるけど、その舞台裏は知らない。
そんな期待にも応えたい。
でも私の夢は妄想のままだった。
今年の夏、ふとFacebookで廣田さんが、もう一つの美術館という棚田からすぐの木造校舎を美術館にしている素敵な美術館で纐纈あやさんの「ある精肉店のはなし」の上映会と監督のトークショーがある。
と、いう案内をみて、行かなきゃ!!
となる。
廣田さんに言うと、それなら監督と同じ宿を予約しておきますか?という事でお願いした。
上映後にあやさんと宿で映画のこと、監督になった馴れ初めなど、部屋飲みしながら語り明かし、次の日の早朝にはあやさんと棚田へ行き、温泉で棚田の魅力を語り、気づいたら口から、棚田のドキュメンタリー映像を撮ってくれませんか?
と聞いていた。
行かなきゃ!
と思った時には、まだ頼んでみようなどとは思っていなかった。
映画も見ているし、あやさんにも何度か会っているのに、とにかく行かなきゃいけないと思った。
しかし棚田へ向かう車の中で、そうか、あやさに頼めたらすごくいいなと思い、なぜ自分はそんな事も考えずに行かなきゃ!!と決めたのか、相変わらず気づいたら走ってる自分の性格に可笑しくなる。
廣田さんはと言えば、実はそうなることを何処かで予感して、監督と同じ宿を予約してくれていた。
しかも面白い事は、次の日監督が帰った後で、夕方からこの梅平地区の寄り合いがある。
今回参加できるのが、棚田コンサートのコアメンバーのみ。
ということで、それは私も絶対参加しなければと、あやさんから言われていた通り、このコアな里守人の映像製作の賛同を得られなければこの話は成り立たない。
彼らが重要な登場人物でもあるからだ。
用意されていたとしか思えないこの流れに一人で興奮しながら、いい感じに皆さん酔ってきたところで、話を切り出す。
昨日、映画を見に来た茂さんは、待って、でも俺はあの映画の精肉店の人達のように、何も特別な話は何にもないよ。
あの作品はさ、社会問題なんかもちゃんと絡んでいて、ドキュメンタリーとして深みのあるものになっているけど、俺は取り上げられるような事は何にもないから、と言い出すので、廣田さんと、いいのそれで。
そんな事は誰も期待してなからと、なだめる。(?!)
梅平地区の代表のようなしげはるさんが、とにかく一番喜んでくれて、この梅平という地区がなんらかの形で残ってくれるなら、そんな有難い話はないと、何度も何度も話していた。
梅平地区、主催の廣田さん家族、棚田コンサート出演者、第一回目から訪れてくれているスタッフやお客さん。
いつかこのコンサートに行きたいなと思っていてくれる人、みんなの想いが詰まった作品になる。
私ができる事は本当に限られていて、その小さな範囲の事を、やっぱりやるしかない。
ただ、この映像作品を誰よりも見たいし、沢山の人に見てもらいたい。
それだけは確かで、この作品を見てみたいと思う方がいたら、ぜひ応援をよろしくお願いします。

メディアでの紹介

 ◆レディオベリー「那珂良しラジオ」 (敬称略)

  美炎さん・前田さんへのインタビューを中心に、とても素敵な番組にして放送して下さいました。

  

 ◆下野新聞 (画像をクリックすれば、大きく読みやすくなります)

2019年9月19日             2019年10月21日    
  

 ◆朝日新聞・栃木版コラム「ベリーの街ブロ」

2019年 9月20日

 ◆その他新聞各社

  朝日新聞・栃木マリオン(2019年10月9日)、とちぎ朝日(2019年10月11日)、
  とちよみ(2019年9月20日)、下野新聞ASPO(2019年10月13日)、などなど。
  イベント告知・紹介欄などへ掲載していただきました。

 ◆月刊「TWIN」10月号
  イベント紹介ページに掲載して頂きました。
 

 ◆なかTV 「NEWS NAKAGAWA TOWN」

  コンサートの様子を取材していただき、ご紹介いただきました。

皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様よりお寄せいただいた感想をご紹介いたします。
ご感想をお寄せいただいた皆様ありがとうございました。
いただいたお声は、次回開催の励みに、また、今後の運営の参考にさせていただきます。

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●天候にも恵まれ自然とマッチして、心おだやかになりました。(茂木町・60代・女性・初めて)

●演奏会のことは前から知っていて、ずっと来てみたいと思っていました。今回はじめて来れて本当に良かったです。この日、この場所でしか味わうことのできない響きに心がふるえ、とても満たされた気持ちになりました。ありがとうございました。(大田原市・女性・初めて)

●ずっと来たいと思っていましたが、やっと来られました。
本物のせせらぎの音、虫の声、鳥の声とミックスして、とてもすてきでした。
来年もぜひ聴きたいです。ありがとうございました。(40代・男性・初めて)

●棚田コンサート、とても美しい時をすごせました。幸せです。
たんぼのうしろで本物のカエルの演奏がありました。
来年もきます。(那須塩原市・60代・女性・初めて))

●駐車場に入るところから帰るところまで、とても楽しめました。
ライブだけではなく、行き帰りにも細かい気づかい(道案内、林道の写真(最後の空のフレームが会場を撮影できるようになっていて面白かったです)、注意書きなどなど)があり、とても嬉しかったです。運営の方にもとても感謝です!(那須塩原市・30代・男性・初めて)

●自然の中での音楽会は初経験でしたが、これまでになく素晴らしいものでした。
来年もぜひ来たいと思います。
関係者のみなさんの努力に敬意を表します。すばらしいドキュメントになることと思います。
期待して待ってます。(那須塩原市・70代・男性・初めて)

●今日は晴れて、前日の雨のおかげで棚田にうるおいもあり、まわりの木々もほんのり色づいている中で、美しい音で山の中にやさしくひびいて、とても良い時間を楽しくすごすことができました。
美炎さんの衣装も紅葉ですね。スタッフの方も長い時間お疲れ様です。ありがとうございました。
又、次回も来たいと思います。(那珂川町・60代・女性・初めて)

●風と空とこの地、ここに住む人々、神が造られた大地、空気を、馬頭琴と美炎さん、ピアノ、ドラム、楽器と奏でていて、モンゴルの大地(私も大好きな馬の走る姿)星と空と天と人の喜び(音楽)を感じることができ感謝です。ありがとうございました。(40代・女性・初めて)

●娘の誘いで初めて参加しました。想像以上に素晴らしいコンサートでした。
「棚田のうた」も大きな声で一緒に歌いたかったです。次回練習してきて、又歌いたいです。
スーホの白い馬も子供が小さい頃から読んでいた本なので、是非馬頭琴を生で聞いてみたかったのですが、夢が叶ってとても感動でした。透き通るような歌声も曲によくあって、とても素敵でした。今日のコンサート、最高でした。(60代・女性・初めて)

●草原の国、モンゴルで生まれた馬頭琴は、やはり自然の中で聴くと良いですね。風のそよぎ、虫や鳥の声、小川のせせらぎの音と共に流れる美炎さん達の音楽が、心に浸みました。
棚田の風景もとても素敵でした。いつまでもこの景色が変わらずにありますように!!
スタッフの皆様も、今日はありがとうございました。(仙台市・50代・初めて)

●自然の中での演奏会は初めてだったので、とても新鮮でした!ありがとうございました。
(40代・女性・初めて)

●自然の中でのコンサート、とてもすてきでした!来年もまた来たいです。映像も楽しみ♪です。(豊島区・50代・女性・初めて)

●何度も来たいと思っていて、やっと初めて来ることが出来ました。
単に音楽を聴くというコンサートではないですね。
赤とんぼが舞い、小川のせせらぎが聴こえ、ツクツクボウシが鳴く、里の棚田という自然と人の営みの場で、人々が集いともに過ごすひとときは、何物にも代え難い素敵な宝物のように思えました。(那須塩原市・50代・男性・初めて)

●周りの景色が時間とともにだんだん変化してて、あきなかったです!(大田原市・20代・女性・初めて)

●馬頭琴は他のどんな楽器より心おちつく音色です。真からリラックスできたコンサートでした。(仙台市・50代・男性・初めて)

●自然にかこまれて、すばらしかったです。狼の曲がとてもかっこよく、美しかったです。「万馬の轟き」も、馬頭琴とドラムのみというのが信じられませんでした。ありがとうございました。(30代・女性・初めて)

●生で聞く馬頭琴ははじめてでした。なんと、身体の中にしみ入る音色ですね!心も身体もいやされ、現実からはなれ一時、異空間にいるのですね!とても感動しています。この様な所に自然の舞台があるとは、想像もつきませんでした。ありがとうございました。
ドラムについて質問されましたが、やはりボンゴ?の音は腹の中にしみ込んで来ます。この音だけでも聞いてみたいと思った(舞台の上の打楽器)(宇都宮市・60代・女性・初めて)

●とても良かったです。演奏はもちろんすばらしく楽しめました。が、会場となったまわりの場所や風景、BGMとなる小川のせせらぎや、小鳥の鳴き声、虫の音などがなんともいえずのどかで本当にいやされました。来年も是非参加したいと思います。
とてもすばらしくて、山道、悪路も何のそのでした。すてきな演奏会をありがとうございました。
長く続くことを期待しております。(宇都宮市・70歳以上・女性・初めて)

●別世界でした。来年も来ます。(60代・男性・初めて)

●山の中でコンサートを行う為に、地域の方々のご尽力が不可欠だと思いますが、短い時間ですがコンサートを見させていただき、地域の方々が、このイベントを盛り上げたいと言う気持ちが伝わりました。(栃木市・50代・男性・初めて)

●里山の自然の中にいますと、ほんとうにリラックスして自然体になれます。田のあぜや、途中の道も歩きやすくしていただいて、里山を味わうことができました。大地のエネルギーと馬頭琴の音色はすばらしくて感動しました。
棚田の景色も、音色とぴったりです。空の色、風のにおい、木々のすべてが音色と一体になっていて、私たちを受け入れていましたね。ありがとうございました。(宇都宮市・60代・女性・初めて)

●はじめての参加、とてもいやされます。音のかわいさ、さびしさ、感じられてとても良い気持ち。ありがとうございました。
来年は天気台風などで一週間遅れの方が安心かと思います。(小山市・60代・女性・初めて)

●自然の音が良いですが、少し離れているとマイクも琴の音も小さくてよく聞こえなかったのが残念です(移動したら大丈夫でした!!)。自然の中でのコンサートは気持ち良くてすばらしかったです。美炎さんの美声が心地よく、歌がはじまると、トンボも一斉に木の枝先にとまり、聞きほれているようでした。(初めて)

●お天気にめぐまれ、さわやかな空気と風とトンボが飛ぶ中のライブ、すてきでした。マイクの音が小さくて、いってることがよくわからなくて残念!!時間がもう少し早いか、1時頃からにしてほしいです。(初めて)

●場が良くて、演奏も素敵でした。楽器紹介も楽しめました。ありがとうございます。(女性・初めて)

●パーカッション、ドラム、楽器紹介がとてもよかったです。棚田もよかった。(初めて)

●素晴らしい景色の中、美しい音色と調べを聞いて、とても幸せです。ありがとうございました。(那珂川町・50代・男性・初めて)

●美しい調べに美しい自然。とても素敵な時間でした。ネムの木と演奏されている状況が絵のようですてきでした。(東京都北区・50代・女性・初めて)

●いろんな楽器をたのしめました。自然の中での演奏はいいですね。演者の人々もたのしそうでした。(東京都足立区・50代・女性・初めて)

●外で聞く音楽はとても良いです(初めて)

●今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。馬頭琴の演奏は初めて聴きましたが、音が心に染み入ってくるようで、心が震えているのを感じました。
特に美炎さんのオリジナルの曲はどれも素敵でした!!その中でも私が一番気に入ったのは最後の曲の「ポラリス」です♪本当にありがとうございました!!(神奈川県横浜市・50代・女性・初めて)

●山道を通らないとたどり着かない棚田で演奏をと思うアイデアが素晴らしい。
声や楽器の音色と鳥や昆虫のコラボでその時々の音声を楽しめるのがいいですね。(初めて)

●なんでこんな田んぼのあぜ道で聞かなきゃいけないのと思ってきき始めて、すっかり音に魅了されました。特に「北極おおかみ」、「龍は嵐を呼んで天に昇る」を聞いていたら、涙が流れて心が浄化されました。また来年も来れたら聞きたいです。(50代・女性・初めて)

●素敵な楽器、歌声、環境、ありがとうございました。馬頭琴も田んぼも里山も好きになりました。モンゴルに行きたくなりました。(宮城県大崎市・男性・初めて)

●楽しませて頂きました。大変ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。(宇都宮市・60代・男性・2回目)

●楽しい楽器の紹介ありがとう♪(那珂川町・60代・男性・4回目)

●9年でネムの木は大きく育ちましたね。
・前半は梅平おばあちゃん席で聴きました。演奏される皆さんも、舞台も、曲に合わせてゆったり飛ぶトンボの姿も眺められ、映像的にも音的にも、いつもと違う経験ができました。棚田の天井桟敷のような感じでしょうか。
・「ドネゴールの夕陽」は、まだ行ったことのないアイルランドの風景を思いながら聴きました。馬頭琴の音色はアイルランド民謡によく合うと個人的に思っていて、サリーガーデンも美炎さんの馬頭琴で是非聴いてみたいです。
・後半の美炎さんの歌声、透明感があって素敵でした。「棚田のうた」はピアノで弾いています。美しい曲ですね。ドキュメンタリー映画、楽しみにしています。(神奈川県横浜市・60代・女性・8回目)

●今回で2回目です。昨年より1W遅い為、赤とんぼが少なかった様に思います。
馬頭琴の音色に魅せられて美しい音楽を楽しみながら聞きました。モンゴルの草原をかけめぐる馬を想像しながら、大らかな気分にひたりました。また、来年も楽しみにしています。(宇都宮市・70歳以上・女性・2回目)

●毎年この時期を楽しみにして今日をむかえ、去年とはちがう、おととしともちがう、今年の素晴らしい時間を過ごすことができました。また、来年を楽しみにしています。(60代・男性・4回目)

●3人の息の合った演奏がとてもすばらしく、引き込まれてしまいました。とてもすばらしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
前田さんの楽器説明、サイコーです。(宇都宮市・60代・女性・4回目)

●今年もこの棚田コンサートの季節が来たことに感謝の気持ちがわいてきます。
私も、伊豆の棚田の保全活動に関わって13年経ちますが、年々気候の変動や地域の高齢化、鳥獣被害など、深刻さは増す一方で、収穫を終えて一年の最後のしめくくりとしてこの棚田コンサートが行われることが本当に「キセキ」に感じます。「また来年」という言葉を使うのも少しためらわれる程、伊豆の棚田の維持保全は待ったなしの厳しい状況ですが、このコンサートに来て来年も(こそは)頑張ろうという気持ちになりました。この棚田コンサートに携わる全ての皆様に「今年もありがとう」と心からお伝えしたいです。(静岡県伊豆の国市・男性・3回目)

●雨が心配されていましたが晴れて良かったです!もう9回目になるんですね・・・
毎回来る度に、子どもの頃に遊んでいた山(秘密基地を作ったりしたこともありました)が、このようなコンサート会場になっているとは・・・としみじみしてしまいます。沢山の方のご協力のお陰だと思います。ドキュメンタリー制作楽しみにしています。(30代・女性・4回目)

●今日で2回目、とても楽しかったです。お天気が心配でしたが、よかった!!棚田の神様ありがとう!!また来年も来たいです。
お米、去年買っておいしくて、今年も買えてうれしいです。ありがとうございました!!(さくら市・30代・女性・2回目)

●楽しかったです。また来年も来たいと思います。(さくら市・40代・男性・2回目)

●すてきな演奏ありがとうございました。毎回、みなさんの衣装がとても気になります。特に前田さんの!
リクエスト「コンドルは飛んでいく」をお願いします。(那須塩原市・70歳以上・女性・9回目)

●今年は暑さも少し引いて秋らしい天気で良かったですね。台風の通過合間秋晴れの元、琴の音、パーカッションの響きが私の耳にも届いて心地よかったです。
息子も台風続きでハイテン気味でしたが、田んぼ奥地で立ち歩いたり座ったりしながら、じっと耳を傾けていました。もう5、6回目で毎年ここに参加するのが恒例となり、田舎帰りする気分になっています。私自身、今年の5月末馬頭写真展をこの地域で行い、参加者のうち何人か顔見知りとなり、通りすがらあいさつ交わしたりして楽しく過ごせています。(東京都杉並区・50代・男性・5回目)

●いろんなことがあるけれど、今は平和ないい気持ち。映像制作応援してますー(東京都杉並区・50代・女性・5回目)

●今年は、川の音と聞きたくて、奥の田んぼ席に座りました。
木々の音と、鳥の声と、水の音と、会場全体を見渡せて、いい席です。(茨城県桜川市・40代・女性・5回目)

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アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございました。

ご協力ありがとうございました

今年、この演奏会にお出でくださったお客様、
いつもお客様駐車場として敷地とトイレを開放して下さる「東京ガイシ」様、
当日、看板設置や駐車場誘導等にご尽力いただいた皆様、
受付広場の準備や受付業務、お客様の案内などにご尽力いただいた皆様、
事前準備や後片付けなどさまざまな事を手伝って下さった皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力いただいた沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
仮設トイレや看板やテントを貸してくださったフジタ様、
受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン職人いっぴ」の皆様、
棚田会場だけでなくその周辺も含めて綺麗に整備して下さった地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
プロジェクター、スクリーン、ワイヤレスマイクを貸して下さった那珂川町役場様、
演奏者に贈る花束のお花を提供して下さったテイコさん、
コンサートの準備から当日までの様子を撮影して下さった写真スタッフの手塚さん、
演奏者とスタッフの昼食を作ってくださった里守人まかない隊の皆さん、
いつもたくさんの筆柿を差し入れて下さりお客様にふるまって下さる山口さん、
毎年東京から駆けつけてくださる寅さん、
雨天時会場用にスライドショーを製作および当日録画を担当してくださった松前さん、
演奏会の取材をして下さった、下野新聞烏山支局長の山根茂生様
演奏会の紹介をして下さった各新聞社様、月刊「TWIN」編集部様、
FM栃木(レディオベリー)「那珂良しラジオ」の鈴木涼子様、
地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
梅平地区で日々の暮らしをつなぎ続けている里守人の皆様、
受付広場としていつも畑を使わせてくださるサクライさん、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
いつの間にかスタッフとして欠かせない存在となり支えてくれる子ども達、
そして、
映像制作を担当して下さる「やしほ映画社」の纐纈あやさん、石井和彦さん、
馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、ドラムスパーカッション奏者・前田 仁さん、

こちらも気づかない所でご配慮いただいた沢山の皆様、

たくさんの力が集まることでこのコンサートが成り立っていることに感謝いたします。
今年も、本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきました。

過去の開催報告

  (2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年

「第10回 美炎・馬頭琴の調べ」

来年の第10回は、2020日10月18日(日)に開催を予定しています。
チケットは、2020年9月1日に販売開始予定です。

詳細は、以下の公式サイトでお知らせいたしますので、どうぞご覧の上楽しみにお待ちください。
   「美炎・馬頭琴の調べ」公式サイト

 

ドキュメンタリー映像制作プロジェクト応援のお願い

2020年10月の「美炎・馬頭琴の調べ」第10回開催を記念して
ドキュメンタリー映像「里守人と馬頭琴」を制作するプロジェクトが立ち上がりました。
ぜひ製作にご協力をお願い致します!

詳細は、以下をご覧ください。
   「里守人と馬頭琴」制作プロジェクト応援のお願い
          

「第8回 美炎・馬頭琴の調べ」(2018年10月14日開催)のご案内

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第8回 美炎(みほ)・馬頭琴の調べ
  -馬頭の棚田を吹きぬける心地よい風にのせて-  
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2011年から始まった演奏会も今回で8回目となります。
  (2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年
今年も美しい山の棚田を舞台に美炎が馬頭琴の豊かな音色を響かせます。

マイクを通さない生の馬頭琴の音色は この棚田でしか聞けない豊かな響き
美炎の奏でる馬頭琴の音色に
風が、雲が、木々や虫や鳥たちが、呼応する
ここには、一期一会の舞台があります

秋のひととき 里人と自然が作り上げた
稀有なコンサートホールの音色を
やさしい里の風景とともに お楽しみ下さい

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

photo by T.OGAWA & T.TEZUKA

栃木県那須郡那珂川町の山の棚田での、馬頭琴 美炎トリオ による演奏会です。
馬頭琴は絵本『スーホの白い馬』にも出てくる、モンゴル民族を代表する楽器で、草原のチェロともいわれます。
棚田は周囲を山に囲まれて”すり鉢状”になっているため、音は谷全体に広がり、田んぼの畦や棚田を見下ろす丘の上などに座ったお客様は、人と自然が作り上げたオペラハウスのような棚田での生演奏を堪能できます。
馬頭琴奏者の美炎さん自身が「他では聴けない音がでる」と、この棚田での演奏会を楽しみにして下さっています。


「マグノリアの願い」(作曲:美炎 編曲:竹井美子)
  「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」にて(撮影:HIME MUGI)  

日時

  2018年10月14日(日) 受付:10時頃より 開演11時
      (雨天会場で開催時は11時30分開演となります) 

会場

  山の棚田にて (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口)

  雨天会場 「小口集会所」(もうひとつの美術館 隣) 
     (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

演奏

  馬頭琴 : 美炎(みほ)
  キーボード : 竹井 美子 
  ドラム・パーカッション : 前田 仁

    

チケット

  

  前売りチケット  大人(高校生以上);2500円、  子ども(3歳以上);1200円

 
  ( 当日チケット  大人:3000円、子ども:1500円 )




 
  
 ※このコンサートの収益の一部は地域活性に役立てるため地元団体に寄付させていただきます

フライヤー

 

印刷用PDFファイル   

Facebook

facebook Facebookページ「美炎・馬頭琴の調べ」

地図 (駐車場、受け付け、山の棚田、雨天会場)

地図(空撮)
クリックするとgoogl地図が表示されます。

馬頭琴奏者:美炎(miho)

美炎さん3

幼少期よりバイオリンに親しむ。馬頭琴に出会い、そのフォルムと美しく深い音色に魅了され、モンゴルにて馬頭琴の国家1級演奏家チ・ブルグッドに師事。
その演奏を、伝統的な馬頭琴奏者で人間国宝のチ・ボラグに認められ、モンゴル馬頭琴アンサンブルの最高峰「野馬アンサンブル」の一員としてアジア各国で演奏を重ねる。
役所広司主演映画『13人の刺客』の音楽や、セガのゲーム『THE WORLD OF THREE KINGDOMS』の音楽に馬頭琴で参加。
スイス日本大使館公邸でのコンサートなど海外での演奏の他、NHK交響楽団の弦楽器奏者等とも数多く共演するなど、クラシック・ポピュラー・世界の民族音楽等、従来の馬頭琴演奏の枠にこだわらない、ジャンルを超えた音楽表現に積極的に取り組んでいる。
これまでにオリジナル曲中心のCDアルバムを6枚リリース。
 
東京音大民族音楽研究所短期講座講師。宮地楽器渋谷講師。
千葉市文化振興財団所属アーティスト。

  <HP> http://miho-batokin.com/ 
 


キーボード : 竹井美子

  3歳より両親の手ほどきでピアノを始める。
  武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)卒業。
  クラシックからポピュラー音楽まで幅広い分野の伴奏を得意とし、作曲・編曲も手がける。
  2010年より馬頭琴奏者・美炎の伴奏を担当。美炎のオリジナル曲の編曲も数多い。  

ドラム・パーカッション : 前田 仁

  幼少の頃より地元の祭囃子に親しむ。吹奏楽部を経て、ヤマハアーティスト佐藤健氏に師事。
  ルーディメンツ、ジャズのメソッドを学ぶ。
  大学在学中、メジャーアーティストのサポートでプロのキャリアをスタート。
  以降、馬頭琴美炎、打楽器エンターテイメント「Funcussion」、ミドリカワ書房、須藤元気トリオなど、
  様々なジャンルとアーティストのレコーディング、ライブ活動を行っている。
  確かな技術と、メロディーに寄り添う歌心ある演奏に定評がある。

会場について

  那珂川町小口・梅平地区の山の中、井戸入りの沢に沿って連なる 12 枚の田んぼです。
  上流に人家がないため綺麗な沢水に恵まれ、多くの希少な生き物が暮らしています。
  大型の農業機械を入れることは出来ませんが、先代から受け継がれたシゲルさんが、
  今も楽しみつつ大切に米作りをされています。
  この棚田は、ぐるりを山に囲まれているためか音の響きが素晴らしく、
  自然の中のコンサートホールとして年に一度だけお借りしています。
  馬頭琴のためのアンプやスピーカーは使用せず、生の音色を存分にお楽しみ頂いております。
  田んぼの畦や山の上などいろいろな場所に座って音色や響きの違いをお楽しみいただければと思います。

駐車場

  ■晴天時
   東京ガイシ様 敷地内 (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口878)
   ※受付会場まで徒歩10分(700m)

  ■雨天時   「小口集会所」 (もうひとつの美術館 隣) 
       (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

会場変更の場合

 雨天等で会場を変更する場合は、東京ガイシ様入り口(晴天時駐車場)等にお知らせを掲示します。
 また、当日朝8時以降、以下のサイト・留守番電話でも告知いたします。

  ●HP「美炎・馬頭琴の調べ」 → http://hirocraft.com/miho
  ●留守番電話がお答えします → 0287-92-5660(廣田) おかけ間違いのないようご注意下さい。

  ※前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
    変更する場合があります。

車アクセス

  ■東北自動車道 矢板ICより50分 西那須野ICより60分 宇都宮ICより60分
  ■常磐自動車道 那珂ICより60分
  ■北関東自動車道 上三川ICより70分

お願い いろいろ (注文の多い音楽会です)

※必ずお読みください。
  ●集落の山の棚田を利用した野外でのコンサートです。(天候によっては雨天会場に変わります)
  ●駐車場に限りがあります。グループの方は出来るだけ相乗りでお越し下さると助かります。
  ●駐車場から受付までは舗装された道を約700m歩きます(徒歩約10分)。
   アップダウンもありますが、人々が作り出し維持し続ける里の風景を楽しみつつ、
   のんびりお散歩気分でお出で下さい。駐車場へは少し早めのご到着をお勧めしております。
   (歩行が困難な方など、極力対応はいたしますのでご相談下さい)
  ●受付から演奏会場までは約300mです。未舗装の山の仕事道を歩いて移動します。
   坂道や、天候によってはぬかるんでいる場合もありますので、歩きやすい靴でお出でください。
   (ハイヒールなどは不向きです)。
  ●演奏会場(山の棚田)では、収穫後の田んぼと畦(あぜ)道、山の斜面などが客席となります。
   自由席ですので、いろいろな場所で音の違いなどもお楽しみください。
   足元の悪い場所もありますのでご注意願います。
   ただし、演奏中のお席の移動は他のお客様のご迷惑になりますのでお控え下さい。
  ●必要に応じて日よけの帽子、レジャーシートやミニチェアー、虫除け、雨具などをご持参下さい。
   (銀色のシート等は、光を反射し周りのお客様にご迷惑になりますのでお避け下さい。)
   また、天候によっては肌寒い事もあります。  
  ●野外ですが小さな音もよく響く会場です。
   皆様に自然の音と馬頭琴の音色を楽しんでいただけますよう、
   特に、演奏中は携帯電話やスマートフォン、一眼カメラなど音の出る機器類のご使用、
   立ち歩いての写真撮影などはおやめ下さい。
   三脚をご使用の場合も周りのお客様へのご配慮をお願いいたします。
  ●小さなお子様をお連れの方は、他のお客様のご迷惑にならないようご配慮下さい。 
  ●ゴミの持ち帰りにご協力お願い致します。
  ●駐車場や会場内で発生した、事件・事故・盗難・負傷等について、主催者は一切責任を負いません。
  ●お客様のご都合による前売券の払い戻しは出来ません。
  ●前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天会場(屋内)に
   変更する場合があります。
  ●当日、山の棚田で開演後は、天候の急変等による演奏の中断、または
   やむをえず中止となった場合でも、チケットの払戻し等はいたしません。

主催

   ヒロクラフト 廣田充伸・美千香

共催

   梅平・里守人(うめだいら・さともりびと)
   - 那珂川町小口・梅平地区の自然に寄り添う里の暮らしを、
              楽しみ・慈しみ・守り・伝え生きている人々 -

協力

  東京ガイシ㈱、ファッションあらい、小口行政区 (敬称略)

お問い合わせ

  TEL : 080-3349-3465(廣田)
  FAX : 0287-92-5660
  メール : info@hirocraft.com

周辺宿泊施設のご案内

  <馬頭温泉郷>
  ●いさみ館 栃木県那須郡那珂川町小口1616(0287-92-4126)
  ●元湯東家 栃木県那須郡那珂川町小口1652(0287-92-3355)  
  ●那珂川苑 栃木県那須郡那珂川町小口1728(0287-92-5511)
  ●南平台温泉ホテル 栃木県那須郡那珂川町小口1342(0287-92-3211)

  <小口温泉>
  ●小口館下の湯 栃木県那須郡那珂川町小口386(0287-92-3184)

  ●ホテル美玉の湯 栃木県那須郡那珂川町小砂3102(0287-93-0811)

  <コテージ>
  ●サンタヒルズ 栃木県那須郡那珂川町三輪967(0287-96-4622)
  ●那珂川グリーンヒル 栃木県那須郡那珂川町小口1702(0287-92-3351)

  <意外と近い宿泊施設>
  ●ホテル花月 栃木県大田原市黒羽向町2(0287-54-1105)
  ●大田原市ふれあいの丘シャトー・エスポワール 栃木県大田原市福原1411-22(0287-28-3131)



 

 

チケット購入

 


 

「第7回 美炎・馬頭琴の調べ」(平成29年10月15日開催)のご報告


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これは、2017年10月15日(日)に実施した
「第7回 美炎・馬頭琴の調べ」の、当日の記録と報告です。

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このコンサートは、2011年から栃木県那須郡那珂川町にある山の中の棚田を舞台に行われています。
棚田はぐるりを山に取り囲まれているため、あたかも森の中のオペラハウスのような場所。
美炎さんの奏でる馬頭琴の音は、マイクやアンプ等の音響機器を使わずとも山の上までのびやかに広がり
その音色の良さは、関係者のみならず、プロ奏者である美炎さん自身が驚くほどなのです。
おそらく、他では決して聞くことのできないすばらしい音色をお楽しみいただけていると自負しております。
ただ、今回は小雨の中での開催となったため、馬頭琴の音もマイクで拾いスピーカーの力を借りました。
雨との共演は、めったにないこと。美炎さんの新境地ともいえる演奏会になったのかもしれません。

まずは画像にてお楽しみ頂ければと思います。いつもより少なめですが最後までどうぞごゆっくりご覧下さい。

第7回 コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

 

photo by T.TEZUKA & I.TAKEUCHI 

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今年はついにと言うか、とうとうと言うか、初めての雨の中での開催となりました。
数日前から雨の予報が出ており、誰もが屋内会場での開催となるのでは?と、
半ばあきらめの様な空気も漂うなか、主催者としてはギリギリまで天候調査をすることとし、
屋内会場の準備を整えつつ、棚田会場の用意も進めるという、二重の態勢を取っていました。

前日の土曜日は雨も降らず、棚田への仕事道も畔も、心配したほどには湿っておらず、荒れてもおらず。

10月に入ってからは天気予報に加え、天気図の変化や雨雲の状況もずっとリサーチしていましたが、
直前になっても前線や雲の流れの予想が刻々と変化し、
気象予報の専門家のご苦労が良くわかるような状況でした。
変化するデータにやや翻弄されつつ、お客様の満足度と演奏者の熱意、楽器の雨対策、等々を考えて、
・・・・・・・
悩みに悩んだ末、当日の朝7時過ぎに、棚田にてコンサートを開催する決断をしました。
ある程度小雨を覚悟し、お客様にも出来うる範囲でお伝えし、お叱りも覚悟しての決断でした。

ただでさえ寒い(例年に比べ10℃ほど低かった)中、しかも不安定なお天気の中、
棚田にご来場いただいたたくさんのお客様には心より御礼感謝申し上げます。

お客様は、傘やレインコートなどの雨具を用意してお出で下さった方も多かったのですが、
ご帰宅後に体調を崩された方はいなかっただろうかと、心配も残る第7回となりました。
ご参加いただいた皆様方の感想などは、このページの最後の方に掲載させていただきました。

昨年(第6回)は、過去最高のお天気とコンディションの中での開催として大変印象深かったのですが、
第7回の今年はまた別の意味で「最も記憶に残る演奏会」になったのは間違いないと思います。

開催に当たり、多方面に渡るご協力をいただいた皆様方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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当日のパンフレット

 <画像クリックで大きくなります>

 (左)裏表紙、(右)表紙

 (中面)

◆主催者より(ごあいさつ) -当日パンフレットより抜粋-

 本日は山の棚田にはるばるお越しいただきありがとうございます。
 消滅可能性のある町として県内トップの座にあるこの町にも、暮らしをつなぐ人々が生きています。
 集落の美しい田畑の風景を作り出し保ち続ける里守人(さともりびと)は、淡々と「今」を重ね、
 季節と共に日々をつないでいます。人と自然との調和のひとつが里の暮らし。そして、
 その暮らしがあってこそ成り立つのがこの馬頭琴コンサート、とも言えます。
 秋の一日、美炎さん、竹井さん、前田さんが届けてくださる音色とともに
 里人の豊かな心を感じていただけたら、また、日々の暮らしの中でふと思い出していただけたなら、
 主催者として大変光栄です。
                              -ヒロクラフト 廣田充伸・美千香 -

馬頭琴奏者・美炎さんの感想

◆実は  - 2017/10/20 –

春の久留里千年の森コンサートも雨でした。
マザー牧場も割と雨でアグロドームで演奏した記憶の方が強い。
八街での花火大会でも雨。
岩手のお盆をまわるツアーでも連日雨で、ついに棚田も雨。

なんかね、馬頭琴、湿気に弱いっていうの、気にならなくなってきた。

確かにああっだんだん鳴らなくなってきてる。。。
っていう時ありますけれど、こちら側にものすごい気合があると、通じるのか楽器が不思議と鳴ってくれるってことがあります。

棚田なんかはもろにそう。

一曲目を弾きだすまでは、ギリギリ雨もってた。

前日からザーッと降ったりせずに、もちこたえていて、時折雲が薄くなり薄い青空が見えたり、前日の夜の露天風呂では沢山の星が見えて、あまりにも嬉しくてずっと眺めていたら流星まで見えて、こりゃ棚田でできる!ってなんか涙まででてきた。

で、弾きだした途端、ザーッと。

ずっと我慢してたけど、だめだったーー。
みたいな感じに思えた。

私と主催の廣田さんの心の中の音を拾ったら

がーーーーーーーーーん

がーーーーーーーーーーん

がこだましてたと思われます。笑

お客さんとスタッフの人に申し訳なくて、心の中が一瞬ぐちゃぐちゃになりそうであったが、もうそんなこと言ってられない。
何があってもこの雨の中、きた甲斐があったと、少しでも思ってもらえるように。
それだけでした。
ここに書けば、書ききれないほどに、どの曲にもいろんな事が起こってました。

私とキーボードの竹井美子さんとドラムの前田仁さんは、それぞれがそれぞれに、まず、普段のコンサートでは起こらない、様々なことがあって、それをいちいちこなす事で精一杯。
きっと、雨はもってくれるだろうと、たかをくくっていたために、心構えができてなかった事もあったかもしれない。
そんな湧いてくる心の叫びを諦めながら、慰めながら、それでも雨音と、身じろぎせずにずっと聞いてくださっているお客様の様子に、弾いてる間は自然と集中することができました。

最初の一振りで楽器が濡れたために、音が出なくなっても何ら不思議はなかったのに、出てくれた。

寒い中なので、MCは極力少なくして、休憩になると、だーっと皆さん棚田を後にされたので、ああ、帰られるのかな。

それは仕方ないなと。

小さなお子様連れの方と、お尻が濡れてしまった方と帰られたということでしたが、ほぼみなさん戻って来て、申し訳ないのと有難いのとで泣きそうになりました。

皆さん、傘を持っていたので、拍手ができないのですね。
それで、パチパチパチと、口で言ってくれた方がいました。
私はそんな事も気づかなくて、あれは傘持っていたから、拍手ができなかったのだと、後で前田さんが教えてくれました。
それでも、聞いてくださってる方が、楽しんでますよ。となんだか舞台の私たちに伝えてくれていると感じ、主催の廣田さんと、始まる前に、これで雨が降ったらいったいどんなお叱りを受けるか、廣田さんが、そういうのは全部私達が受けますから。
と話したことを、終演後、皆さん暖かい言葉をかけてくださり、廣田さん達と、暖かいお客様達だったね。
お客様に救われたね。と話したのでした。
廣田さんの娘のモエちゃんは、フェスみたいで楽しかった!と。

そして今回の目玉は前田さんの雨も滴るいい男ぶり。
いや、滴るどころではありませんでした。

石舞台の上のテントの下にはパーカッションセットがあり、石舞台のしたのドラムは雨水がたっぷり溜まっていました。

コンサート前半はわりとパーカッションのプログラムだったので、前田さんに、ずっとパーカッションでいいよ。と伝えたのですが、前田さんは黙って頷いていたのですが、
ふとレッドロックスピリットを演奏する時に、気づいたら前田さんは前のドラムの前に座っていて、最初のドラムの勢いの良い出だしから思いっきり、逆シャワーを叩くたびに浴びているではありませんか。

目が釘付け。

これは、なんかCMでしか見たことのない。あれですか。

これは一生に一度の光景かもしれないと。

ただ見惚れていたらいかん。ここで私がヘマしたら水の泡じゃん。と
釘付けになるのは途中で諦める。

本来なら大事な楽器がずぶ濡れで、申し訳なく思うのが普通なのだと思いますが、もうこの状況ではある状況をなるべく楽しむしかなく、前田さん、かっこよすぎる!

今日の目玉だわ。と思いつつ。

後から、ドラムって濡れても大丈夫なんですか?と聞かれて、いや、大丈夫じゃないです。
とにこやかに応えてましたが、
全てを分解して乾かし、後日組み立てて磨くという作業をもちろん私もお手伝いし、生まれ変わったかのように綺麗になって、音も大丈夫でホッとしました。

今回、こちらから頼んだ撮影の市田さん。

ドラムの前田さんの大学時代の軽音部の同級生で同じドラム。
学生時代に、河原でふたりで叩いていたら、急に夕立にあい、全てが間に合わなくて、土砂降りの中叩いたことがあったそうです。
あれ以来だね。ってふたりでにこやかに語ってました。

竹井さんのキーボード。

前半のプログラムの真ん中あたりから、不思議な音を出すようになり、帰りの車の中で奏者三人で、お客さんにもスタッフにも明かせないような裏話をあれやこれやと話しつつ、爆笑しながら帰ったのですが、あのキーボードの突っ込みは、宇宙人的感性だったと意見が一致。
まるでありえない場面でありえないキーの音が入ってくるので、最初は笑いを堪えるのに必死でしたが、
もうあとは、なに食わぬ顔でみんなで弾きました。

気付いた方もおられるでしょうが、あれは竹井さんの名誉に断じて、キーボードが勝手にやっていたことでした。

もちろんMCでもさらっとお伝えしたのですが。

そんなわけで、ロンドンデリーのうたは、クライスラー編曲でピアノがとても華やかなので、断念。
しかし最後のオリジナル曲のポラリスでは不思議と変な音が出ずに乗り越えました。

竹井さんのキーボードですが、お部屋で乾かしたところ、ちゃんと復活したそうです。
良かった。。

竹井さんはもう何年ものお付き合いで、各地をまわるたびに、竹井さんのピアノっていいね。大好きと言ってくださるファンがあちこちにいて、前田さんはまだご一緒してくださるようになって2年目ですが、早くも前田さんファンが確実に増えているので、嬉しいかぎりです。

三人の息を褒めてくださるのももちろん嬉しいですが、何気にメンバーを褒めてくださるのも、私の力じゃない癖に、自分が褒められているような気持ちになってしまいます。

で、

全体通してあまりにも無我夢中だったので、帰りの車の中で、三人で振り返るまであれは良かったのか悪かったのか分からず、終わった後打ち上げでもボーゼンとしている感じが続いていた。

ただ、色んな人から私宛にメッセージが届き始め、雨の棚田で聞く演奏は格別だった。

という感想なので、それも含めて夢だったのかしら?と思ってしまう。

ただ、一つ思ったのは、棚田コンサートを支えてくださる沢山のスタッフ、そしてそれは気に入って来てくださるお客様も含めて、本当に棚田コンサートが愛されて支えてもらっているんだなぁということです。
なので、奏者は文字通りやれるだけの演奏をただ、ただやればいいのです。

こんな有難いことに改めて気づけたのでした。

きっと、弾いた途端に降り出した雨は、当たり前だと思うなよという私へのメッセージだったかなと思います。

もう雨なんて怖くないよ\(^o^)/

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棚田の廣田さんの奥さん、ミチカさんが
「美炎さん、私はレッドロックスピリットとグラスランドとダンスインアリゾナが大好きなんです。」
えっ。全部ロックじゃん!!

「あっ、マグノリアの願いも好きです。」

と付け足されてましたが、なので、ダンスインアリゾナは提出していたプログラムに書いてなかったので、
リクエストしようかなと思っていたそうです。

実はあれは私もやりたくて、でも曲が入りきらなくて断念したのですが、
終演後に、お客さんにご協力いただいて、ドローンを飛ばしました。

ドローンの音が100匹のアブが飛んでるような音なので、コンサート中に飛ばすわけにいかなくて、
ダンスインアリゾナならいいかなと思って弾いたのでした。

それでミチカさんが喜んでくれたのですね。

ダンスインアリゾナ。ドローンに負けてませんでした。

(馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOG より抜粋転載)


     

メディアでの紹介

 ◆レディオベリー「那珂良しラジオ」

  地元スタッフ「里守人」の皆さんの想いや、美炎さんへのインタビューなどを
  素敵な番組にして放送して頂きました。

 ◆なかTV「NEWSなかがわTOWN」他

  リハーサルの様子やコンサートの様子を取材して頂き、
  番組で度々ご紹介いただきました。

 ◆雑誌『現代農業』2月号

  カメラマン橋本絋二さんが取材撮影された当日の様子を、
  「田園活写」というコーナーで掲載紹介して頂きました。

   

    

  皆様、ありがとうございました。  

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様よりお寄せいただいた感想をご紹介いたします。
今回は雨の中でしたので回収数は少ないのですが、ご感想をお寄せいただいた皆様ありがとうございました。
その後、アンケートを郵送して下さる方もいらっしゃり、感謝の気持ちでいっぱいです。
いただいたお声は、次回開催の励みに、また、今後の運営の参考にさせていただきます。

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●美炎さん、歌も歌われるのですね。歌声、素敵でした。
 あいにくの天気でしたが、棚田の雰囲気はやはりよいなと思いました。
 ドラムの方も、雨の中たたく姿がカッコよかったです!
 演奏する手も冷たかったと思います。
 来年はいい天気に恵まれますように。
 「足元がすべるから、こっち通った方がいいよ」と言うスタッフの方の配慮もうれしく感じました。
 (30代・女性・3回目)

●心あらわれる様な調べと歌声とてもステキでした。ご苦労様でした。
 (那須烏山市・60代・男性・初めて)

●駐車場からの徒歩はとても風情があり感激です。雨天でしたがすばらしかった。
 又 伺いたいです。(杉並区・60代・女性・初めて)

●あいにく雨の中でしたが、
 馬頭琴の音と雨の音、カサにあたる雨の音が一緒になって聞こえるコンサートも
 また、それなりに良いけいけんになりました。ガンバッテ下さい。
 (さいたま市・60代・男性・初めて)

●自然の中でのすばらしい馬頭琴の調べ、心が穏やかになりました。雨が残念!(初めて)

●雨だったのは少し残念でしたが、馬頭琴の音色と、MIHOさんの歌声も素晴らしかったです。
 いい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
 次回もぜひ来たいと思います。(50代・女性・初めて)

●今年は記憶に残る、しっとりしたコンサートでしたね。
 雨にもかかわらず、素晴らしい演奏ありがとうございました。
 背景の木々の色が、雨に濡れてあざやかで、雨音とともに聞く演奏も素敵でした。
 「マグノリアの願い」は、なつかしい感じのするメロディで
 「棚田のうた」は、覚えて歌いたいと思いました。
 美炎さんの透明感のある歌声といつもながら軽妙な語り、楽しませていただきました。
 ありがとうございました。
 「ロンドンデリーの唄」は今年は残念でしたが、また来年を楽しみにしています。
 (60代・女性・6回目)

●馬頭琴は、TVで見て聞きたかった楽器でした。
 目をつぶるとモンゴルの草原にいるようでとても気持ちがよかったです。
 すばらしかったです。(60代・女性・初めて)

●雨の中、ぬれながらの演奏、大変だったと思います。
 なかなか体験できないことで、思い出となります。
 とても良かったと思います。(50代・女性・3回目)

●とても感動しました。来年もぜひ来たいです。
 美炎さん、スタッフの方、大変だったと思います。かぜひかないで下さい。
 (那須塩原市・60代・女性・初めて)

●町内外の知人、友人に馬頭のよい所を口コミで案内していきたいと思っています。
 「馬頭へ来てくれ!!」(那珂川町・70代・男性・3回目)
 
●祈っていたのですが、生憎の雨で残念でなりません。
 新聞で知ってから楽しみにして待っていましたので。
 毎日の天気予報をチェックしていましたのに・・・。
 馬頭琴はあの「スーホの白い馬」からのイメージがたいへん強いです。
 「草原のチェロ」と言われる音色は澄んで人間にやさしい響きが伝わってきました。
 雨と寒さの中、それをものともせず演奏して下さった演奏者の誠実さも伝わって感動しました。
 しかも自作の歌もあり、その才能に驚きました。
 次回はぜひ晴れた秋空のもと遠くモンゴルの風を感じながら聞きたいと思います。
 今日は母の胎内にいるような響きでしたが、次回は天と地の間にいるような風になりたいです。
 ありがとうございました。(宇都宮市・70代・女性・初めて)

●秋雨前線がずっと居座り、山の棚田での開催は難しいと思っていましたが・・・
 小雨の中、馬たちが快走する情景が目に浮かびました。
 体調不良の方もおり、1部で退席しました。
 ☆留守電が聞きとりにくかったです(私だけかな?)
 ☆パーカッションの所にもテントがあれば良かった。
 ☆初めて参加した友人は、
  ・美炎さんの歌声がすてきだった。
  ・棚田のうたが良かった(詩)
  ・山の棚田を維持していること、
   そこに人が集まりコンサートが開催されていることへの驚きを語っていました。
  ・秋晴れの中で、もう一度参加したい。
 ☆私は、出演者の力が年々アップしているのが楽しみです。
  今年はパーカッション。(埼玉県富士見市・60代・女性・4回目)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございました。

ご協力ありがとうございました

雨の棚田の演奏会にお出でくださったお客様、
当日、看板設置や駐車場誘導等にご尽力いただいた皆様、
受付広場の準備や受付業務、お客様の案内などにご尽力いただいた皆様、
毎年東京から駆けつけてくださる寅組の皆様、
事前準備や後片付けなどさまざまな事を手伝って下さった皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力いただいた沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
キーボード用のバッテリーを用意して下さった「橋本油店」久保様、
仮設トイレや看板を貸してくださったフジタ様、
受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン職人いっぴ」の皆様、
駐車場用地を貸して下さった「東京ガイシ」様、
棚田会場だけでなくその周辺も含めて綺麗に整備して下さった地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
早朝にこっそり道路の掃き掃除をして下さったヒロシさん、
演奏者に贈る花束のお花を提供して下さったテイコさん、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
演奏会の後援をいただいた那珂川町教育委員会、那珂川町観光協会、㈱下野新聞社様、
コンサートの様子を撮影しくれた写真スタッフの手塚さん、
スタッフの昼食を作ってくださった里守人まかない隊の皆達、
雨天時会場用にスライドショーを製作および当日録画を担当してくださった松前さん、
演奏会の紹介をして下さった下野ASPO、とちよみ、朝日新聞、とちぎ朝日、他各新聞社様、
いつも丁寧に取材して下さる地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
FM栃木(レディオベリー)「那珂良しラジオ」の鈴木涼子様、
FM栃木(レディオベリー)「ナチュラリズム」の皆々様、
当日遠くから取材に来て下さった「現代農業」カメラマンの橋本様、
梅平地区で日々の暮らしをつなぎ続けている里守人の皆様、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
受付広場としていつも畑を使わせてくださるサクライさん、
そして、
馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、ドラムスパーカッション奏者・前田 仁さん、
お見送りの演奏をして下さった馬頭琴の生徒さん、
さらに、
雨に濡れながら演奏していた前田さんにタオルを差し入れて下さったお客様、
こちらも気づかない所でご配慮いただいた沢山の皆様、
そして、いつもなにかと不自由を強いているかもしれない子ども達、

たくさんの力が集まることでこのコンサートが成り立っていることに感謝いたします。
今年も、本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきます。

過去の開催報告

  (2011年2012年2013年2014年2015年2016年

次回へ向けて

 次回開催については、また、改めてご案内させていただこうと思っております。
 いつもお出で下さっている皆さまも、次回は行ってみようかなとご検討いただいている皆さまも、
 今しばらくお待ちください。

 そこで!ちょっと宣伝です。

 2017年12月23日(土)サラヴァ東京(渋谷)にて美炎さんのLIVEがあります。

  

 棚田でおなじみ、ピアノの竹井さん、ドラム・パーカッションの前田さんに加え、
 シンセサイザーのRyutaさん、ベースの山田章典さんを加えた、
 5人編成での馬頭琴美炎・オリジナルライブです。
 
 ドローン撮影分を含む今回の棚田コンサートのドキュメント映像?や、
 オリジナル曲「銀河夜行」のアニメーションも上映予定だそうですよ。
 午後1時開演なので、少し遠くにお住まいの方でも大丈夫。
 
 詳細については、上記リンクからコンサート情報へ!前売りチケット完売していたらごめんなさい~。
 でも、当日チケットもあるそうなので、ここはひとつご予定をやりくりなさって、ぜひ♪


 
 最後までご覧いただき、お読みいただき、ありがとうございました。

   第7回 スタッフ一同

「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」(平成28年10月16日開催)のご報告


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これは、2016年10月16日(日)に実施した
「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」の、当日の記録と報告です。

楽しみにお待ち下さっていた皆様には、大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
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当日はさわやかな秋晴れに恵まれ、第6回も無事棚田にてコンサートを開催する事ができました。
ご来場いただいたたくさんのお客様に心より御礼申し上げます。
また、多方面に渡りご協力をいただいた皆様方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

このコンサートは、2011年から栃木県那須郡那珂川町にある山の中の棚田を舞台に行われています。
棚田はぐるりを山に取り囲まれているため、あたかも森の中のオペラハウスのような場所。
美炎さんの奏でる馬頭琴の音は、マイクやアンプ等の音響機器を使わずとも山の上までのびやかに広がり
その音色の良さは、関係者のみならず、プロ奏者である美炎さん自身が驚くほど。
おそらく、他では決して聞くことのできないすばらしい音色をお楽しみいただけていると自負しております。
昨年お出でいただいた皆様はもとより、まだ行ったことないよという皆様も、
まずは画像にてお楽しみ頂ければと思います。最後までどうぞごゆっくりご覧下さい。

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

 

photo by T.OGAWA & T.TEZUKA

当日のパンフレット

 <画像クリックで大きくなります>

 (左)裏表紙、(右)表紙

 (中面)


「マグノリアの願い」(作曲:美炎 編曲:竹井美子)  「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」にて(撮影:HIME MUGI)  

馬頭琴奏者・美炎さんの感想

◆虫から借りる会場- 2016/10/20 –

目の端に捉えられていたのはトンボが竜巻みたいにぐるぐる乱舞していたことと、そこにちょうちょらしきものと、後なんの虫だろー?と思いつつ、速い曲を演奏していてこっちもぐるぐる乱舞してたので、目の端にとらえただけなのですが、
あれは夢だったのだろうか?

棚田コンサート。

虫たちの、鳥たちの、自然の場所を正にお借りする形での音楽会。
そこはシゲルさんが一年通して一人でお米を作っている場所。
田植えて、草取りし、水をみて、収穫をやっと迎え、そこで終わりにならないのがシゲルさんの田んぼ。笑
棚田コンサートが終わってやっとシゲルさんの米作りの一年が終わる。
収穫の先にある音楽会は正に収穫を感謝して祝う会になっているのかもしれない。
最後に子供達にいただく花束には棚田の稲穂が必ず入っている。
スタッフの方々とのお疲れ様会では棚田のおにぎりをほおばる。
観光名所でもパワースポットでも名のある建築家のホールでもなく、どこにでもあるような日本の里山の、シゲルさんが先祖から伝えられて受け継いでいる、普段だれも通りかからない山の中の棚田。
ひっそりと、長い時間の中、そこにずっとあった。
扇田と名前の付いたその棚田には要の部分に石舞台がある。
そこから山の奥の水の流れの来る方。
回廊になってる斜面に向かって音がのびる。
ずっと待っていてくれたような場所。
待っていてくれて、見つけることができた。

ここで弾くと一つのことを体感できる。
田んぼも木々も虫や鳥や日の光や雲や風、動物たち、その輪の中に私達もいて、目に見えない色んな存在もいて、共鳴しあっている。
そうやって生かされて、つながっている。
この石舞台にまた戻ってこれたこと、ここで弾くことでそれを体感できること、その瞬間に感謝できること。
その表せられない尊い何かをみんなで共有していること。
わたしにそれを表せるとしたら、それはやっぱりあそこで音楽をやること。
感じることで一つになること。

指折り数えてこの棚田コンサートを楽しみにしてくれている人がいる。
何日も前からずっと天気が心配で眠れなくなるほど晴天を祈ってる人がいる。
田んぼの作業をしながら、もっとここはこうしたら、居心地よくなるのではないか、常にそういう目線で見ている人がいる。
石舞台の上に根付いたねむの木も毎年大きくなっている。
私もここに戻るたびに、ちゃんと成長できているように、それを喜んでいただけるように。
次の田んぼの最後の作業。

棚田コンサートをまた迎えられるために
次の一年をすすむ。

 (馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOG より転載)

◆かっこよくくずすの苦手- 2016/10/21 –

一つ一つ演奏会を終えるたびに生まれる新しい人との出会い。
それが思わぬところでまた別な出会いにつながっていく。
今回の棚田コンサートはお見送り演奏もほどほどに、その後石舞台の脇でサイン会しました。
いつも来てくれるお客さまと直接やりとりできないもどかしさがあり、お顔をみれて、お話できてよかった!

<中略>

おかげさまでツイッターで繋がった方と実際にお顔を合わせて話ができたのもとっても嬉しかったし、高校時代の友人が数年ぶりに現れたり、元馬頭琴の生徒さんでおめでたのお腹を抱えて久しぶりの再会を喜んだり、絵本作家のいわむらかずおさんが、サインの列に並んでおり、トンボが畔の客席からみると、光ってみえてとても幻想的でしたよと教えてくれたり、
そしていわむらかずおさんにも気恥ずかしくなりながらサインしました。

ところで、サインですが、私のサイン。
美炎って書いてます。

サインって、なんかこう、読めなくて、字のような暗号のようなそういうのがかっこいいと思うのに、私のは美炎そのまま。
いいんだろうかとハタと思うものの、美炎って崩せるようで崩せない。
なんとなーく崩してる風に書いてますが(笑)
そのまま。

<中略>

この棚田にいらっしゃるお客様、犬連れの方もちらほらいます。
えっ?いたの?というくらいどのワンコさんも静かです。
去年だったか?真っ白なオオカミみたいなワンコさんもいらっしゃいました。

ちょっとほんとに終わったあと、棚田にいらっしゃってるお客様とくまなく話したい。
むりかーー。

ヨガマットを敷いてゴロンしたいなら、奥の方のひとが集まらない場所がオススメ。
ただし気持ちよすぎて、音楽聞かずに最後までいってしまう危険性もあります。
それはそれでいいのか。

終わった後のスタッフの方々との懇親会は、いつも泣きそうになります。
いつぞやだったかは、棚田の持ち主シゲルさんの娘さんが、棚田なんて大変なだけで地味な作業と思っていたけど、こんなに沢山の方があつまり、喜んでくれているのをみて、お父さんを尊敬します。
と言っていて、一同ジーンとしたこともあったり、その次の年はその娘さんが結婚されてその次の日が棚田コンサート、それぞれの親戚の方も聞きにいらして、懇親会ではお祝いのムード。
旦那さんとなった方が筋肉ムキムキで、棚田の作業も任せてください!
と頼もしかったり、その次の年では、その娘さんに可愛い女の子の赤ちゃんが産まれて、美炎さんの歌のところでぐっすり寝ちゃいましたと、懇親会では抱かせてくれたり、

今年は!

やはりコンサートの途中でぐっすり寝ちゃいました。でも懇親会のあとで、シゲルさんがニッコニコで抱っこして連れてきてくれて、これはもう後2、3年すると、この子がコンサートの後の花束を持って来てくれる花束贈呈係になるに違いないと確信。
その時はシゲルさん筆頭にみんなで泣く。

今年も花束男子が代替わりしてびっくり。
中学生の大きなお兄さんお姉さんになってるし!
主催のヒロクラフトさんの子供たちがみんな大人になってるのだから仕方なしだし、それはそれで嬉しいことです。

毎度美味しい美味しい懇親会のための賄い料理を作ってくれる里守人の奥様方。
いつも朝早くから仕込み、申し訳ないなーと、思いつつ、お手伝いしたくなるのをこらえて、遠くから見ていましたが、一年に一度のこのみんなでやる料理も楽しみの一つと聞いて、本当に嬉しかった。

ここに紹介したいエピソードは山のようにあるのですが、沢山ありすぎるので今日はここまでにします。

(馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOG より抜粋転載)


     

新聞等の掲載

 ◆下野新聞(10月1日)                   ◆朝日新聞(10月5日)
  

 ◆朝日新聞(10月17日)                   ◆東京新聞(10月17日)
   

 ◆なかTV「NEWSなかがわTOWN」より

 ◆「棚田学会通信」

たくさん取材していただき、また、ご紹介いただきありがとうございました。

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様よりたくさんの感想をお寄せいただきましたので、抜粋してご紹介いたします。
ご感想、ご満足の声、ご希望、ご苦言等々、ありがとうございます。
お客様の声は、とても励みになっております。また、次回開催の参考にさせていただこうと思っております。

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●「赤とんぼ」の時には、赤とんぼが、「風の馬」の時には、風が吹き、「白鳥」の時には、鳥の声が、自然の演出って素晴らしい。
 鳥も赤とんぼも風も、みんな馬頭琴の音色に誘われてやってくるのですね。(女性)
●赤とんぼの曲に合わせて赤とんぼが集まってきたり、馬の疾走する曲の時に風が吹いてきて、自分もあたかも馬に乗っているかのような気がして、自然と一体になった感のあるコンサートでした。
(宇都宮市・男性)
●ちょうど曲の流れに合うように、鳥が鳴き、トンボが舞い、風が木々を揺らし、葉音が聞こえ、心の浄化させていただきました。(宇都宮市・女性)
●「風の馬」で急に風が吹いた時、偶然ではない何かが働いたように感じました。(女性)
●トンボが飛び、風がときおり吹いて、映画の1シーンにいるような感じがして、とても心地良かったです。(女性)
●トンボ、風、太陽、すべてが演奏を手助けしているようで神秘的でした。
 また、運営されている方々もとっても親切で、心から楽しむことができました。(大田原市・女性)
●期待の高まるアプローチ、素晴らしい舞台、そしてもちろん演奏。「風の馬」の時、ちょうど風が吹き抜けたのは、ここでしかあり得ない奇跡的な演出でしたね。(東京都・男性)
●自然の棚田をもとに、まわりの木々、そして何千匹?の赤とんぼが舞う会場。自然を大切に愛する人たちへの神様からの贈り物のように思えました。
 美炎さんの馬頭琴の演奏のすばらしさと、スタッフの皆さんの、細やかな優しい心配りおもてなしが心に響きました。(那珂川町・男性)
●6年間毎回、棚田のコンサートがお天気に恵まれているのは”キセキ”です。
 何かわからないけど、異次元の力を感じる2時間です。
●非現実な世界にいざなってもらえる、素晴らしいコンサートでした。(鹿沼市・男性)
●棚田の会場がとても素晴らしいです。
 谷間に光が差し込んでいる演台の1本の木も含めて馬頭琴の音色が流れていて、それが秋の空へ吸い込まれていく感じがしました。(東京都・男性)
●驚いたのは、棚田に囲まれた演奏会場です。 自然そのものの中での音は、邪魔するものが何もない本当の調べがあるような気がしました。(大田原市・女性)
●美炎様のお人柄はもちろん、地域の皆様のご協力とご理解があって、こんなに素敵なコンサートができるのだろうなぁと思いました。駐車場、道中、会場、受付けの方々、皆様の暖かさを感じられる心温まる本当に素敵な秋の1日となりました。(東京都・女性)
●青空と赤とんぼ、、蝶の舞い、栗のイガ、野アザミが咲き、書いたら書ききれないくらいの素晴らしいシチュエーションの中、馬頭琴の音色が、自然のホールに響く、という何とも贅沢な時間なのでしょう。
 仕事を代わってもらい東京から聞きに来た甲斐は150%、いや200%!!(東京都・女性) 
●馬が駆ける様が、見えるような演奏でした。(女性)
●風に吹かれて虫の声や鳥の声を聴きながら、日射しの下でのんびり聴く演奏会、やはりとても気持ちよく来てよかったです。
 美炎さんの歌声がとてもキレイで、涙が出そうになるくらい感動的でした。
 馬頭琴の音を聴くと、心が温かくなるような気がします。
 優しく強く、まるで生きている馬のようでした。(那須塩原市・女性)

——————————–

他にも、本当にたくさんの感想を頂きました。中には俳句を読んでくださった方、スケッチを寄せてくださった方もいらっしゃり、多彩な表現の数々に感嘆いたしました。すべてをご紹介できず申し訳ありません。アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(全てのご感想は、こちらでご覧ください。→
「お客様のご感想(Facebook)」

ご協力ありがとうございました

遠い駐車場から歩いてくださったお客様、遠くからカートを押して来て下さった地域のおばあちゃん達、
当日、看板設置や駐車場誘導等にご尽力いただいた皆様、受付業務を担当して下さった皆様、
棚田でのCD販売やサイン会のお世話、受付広場での案内やヒロクラフト作品を販売して下さった千葉組の皆様、
毎年東京から駆けつけてくださる寅組の皆様、
当日や準備段階でお手伝いいただいた「那珂川町地域おこし協力隊」の皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力いただいた沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
キーボード用のバッテリーを用意して下さった「川和自動車」様、
仮設トイレや看板を貸してくださったフジタ様、
受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン職人いっぴ」の皆様、
駐車場用地を貸して下さった「東京ガイシ」様、
棚田会場だけでなくその周辺も含めて綺麗に整備して下さった地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
演奏者に花束を贈ってくれた地域の子ども達、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
演奏会の後援をいただいた那珂川町教育委員会、那珂川町観光協会、㈱下野新聞社様、
写真やビデオを撮ってくれた写真スタッフの皆様、
スタッフ用の昼食を作ってくださった梅平地区のお母さま方、
雨天時会場用にスライドショーを製作および当日録画を担当してくださったM様、
駐車場から受付まで歩くお客様を気遣い支えてくださった地域の皆様、
道案内スタッフを気遣って下さった地域の皆様、
アンケートに感想を寄せて下さったたくさんの皆様、
演奏会の紹介をして下さった下野新聞、朝日新聞、東京新聞、とちぎ読売、とちぎ朝日、他各新聞社様、
地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
受付広場として畑を使わせてくださっているサクライさん、
そして馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、ドラムスパーカッション奏者・前田 仁さん、
こちらも気づかない所でご配慮いただいた沢山の皆様、
そして、いつもなにかと不自由を強いているかもしれない子ども達、
本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきました。

次回へ向けて

 次回は、2017年10月15日(日)に第7回を予定しています。
 詳細については夏以降、チラシ、ポスター、サイト等にて改めてご案内したいと思っております。

 いつもお出で下さっている皆さまも、次回は行ってみようかなとご検討いただいている皆さまも、
 秋の棚田でお会いできることを楽しみに、これから準備を進めてまいりたいと思います。
 
最後までご覧いただき、お読みいただき、ありがとうございました。

 第6回 スタッフ一同

「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」(2016年10月16日開催)のご案内

(2017.6  お知らせ )
「第6回 美炎・馬頭琴の調べ」の記録と報告 をアップしました。  



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
第6回 美炎(みほ)・馬頭琴の調べ
  -馬頭の棚田を吹きぬける心地よい風にのせて-  
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

2011年から始まった演奏会も今回で6回目となります。
  (2011年2012年2013年2014年2015年
今年も美しい棚田を舞台に美炎が馬頭琴の豊かな音色を響かせます。

マイクを通さない生の馬頭琴の音色は この棚田でしか聞けない豊かな響き
美炎の奏でる馬頭琴の音色に
風が、雲が、木々や虫や鳥たちが、呼応する
ここには、一期一会の舞台があります

秋のひととき 里人と自然が作り上げた
稀有なコンサートホールの音色を
やさしい里の風景とともに お楽しみ下さい

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

 
photo by Tora & Ogawa & Arakawa & Komuro & Tezuka & Moe

栃木県那須郡那珂川町の山の棚田での、馬頭琴を中心とした演奏会です。
馬頭琴は絵本『スーホの白い馬』にも出てくる、モンゴル民族を代表する楽器で、草原のチェロともいわれます。
棚田は周囲を山に囲まれて、すり鉢状になっているため、音は谷全体に広がり、田んぼの畦や棚田を見下ろす丘の上などに座ったお客様は、自然と人が作り上げたオペラハウスのような棚田での生演奏を堪能できます。
馬頭琴奏者の美炎さん自身が「他では聴けない音がでる」と、この棚田での演奏会を楽しみにして下さっています。

「雨あがりのうた」 2014年10月「第4回 美炎・馬頭琴の調べ」より

日時

  2016年10月16日(日) 受付:10時頃より 開演11時
            (雨天時は11時30分開演となります) 

会場

  山の棚田にて (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口)

  雨天時会場 「小口集会所」(もうひとつの美術館 隣) 
            (〒324-0501  栃木県那須郡那珂川町小口川1117-1)

演奏

  馬頭琴 : 美炎(みほ)
  キーボード : 竹井 美子 
  ドラム・パーカッション : 前田 仁

    

チケット

   前売り  大人(高校生以上);2500円、  子ども(3歳以上);1200円     
   (当日券 大人:3000円、子ども:1500円)



  ※このコンサートの収益の一部は地域活性に役立てるため地元団体に寄付させていただきます

チラシ

チラシ2016_表面 チラシ2016_裏面のコピー

印刷用PDFファイル   

Facebook

facebook Facebookページ「美炎・馬頭琴の調べ」

地図 (駐車場、受け付け、山の棚田、雨天時会場)

地図(空撮)
googl地図で 第6回 美炎・馬頭琴の調べ(2016年) を表示

馬頭琴奏者:美炎(miho)

美炎さん3
幼少期よりバイオリンに親しむ。馬頭琴に出会い、そのフォルムと美しく深い音色に魅了され、モンゴルにて馬頭琴の国家1級演奏家チ・ブルグッドに師事。
その演奏を、伝統的な馬頭琴奏者で人間国宝のチ・ボラグに認められ、モンゴル馬頭琴アンサンブルの最高峰「野馬アンサンブル」の一員としてアジア各国で演奏を重ねる。
役所広司主演映画『13人の刺客』の音楽や、セガのゲーム『THE WORLD OF THREE KINGDOMS』の音楽に馬頭琴で参加。
スイス日本大使館公邸でのコンサートなど海外での演奏の他、NHK交響楽団の弦楽器奏者等とも数多く共演するなど、クラシック・ポピュラー・世界の民族音楽等、従来の馬頭琴演奏の枠にこだわらない、ジャンルを超えた音楽表現に積極的に取り組んでいる。
これまでにオリジナル曲中心のCDアルバムを4枚リリース。
 
東京音大民族音楽研究所短期講座講師。宮地楽器渋谷講師。
千葉市文化振興財団所属アーティスト。
 
  <HP> http://miho-batokin.com/ 
 


キーボード : 竹井美子

  3歳より両親の手ほどきでピアノを始める。
  武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)卒業。
  クラシックからポピュラー音楽まで幅広い分野の伴奏を得意とし、作曲・編曲も手がける。
  2010年より馬頭琴奏者・美炎の伴奏を担当。美炎のオリジナル曲の編曲も数多い。  

ドラム・パーカッション : 前田 仁

  幼少の頃より地元の祭囃子に親しむ。吹奏楽部を経て、ヤマハアーティスト佐藤健氏に師事。
  ルーディメンツ、ジャズのメソッドを学ぶ。
  大学在学中、メジャーアーティストのサポートでプロのキャリアをスタート。
  以降、馬頭琴美炎、打楽器エンターテイメント「Funcussion」、ミドリカワ書房、須藤元気トリオなど、
  様々なジャンルとアーティストのレコーディング、ライブ活動を行っている。
  確かな技術と、メロディーに寄り添う歌心ある演奏に定評がある。

会場について

  那珂川町小口・梅平地区の山の中、井戸入りの沢に沿って連なる13枚の田んぼです。
  上流に人家がないためきれいな沢水に恵まれ、多くの希少な生き物がくらしています。
  大型の農業機械を入れることは出来ませんが、先代から受け継がれたシゲルさんが、
  今も楽しみつつ大切に米作りをされています。
  この棚田は、ぐるりを山に囲まれているためか音の響きがすばらしく、
  自然の中のコンサートホールとして、年に一度だけお借りしています。
  田んぼの畦や山の上など、いろいろな場所に座って音の違いもお楽しみいただければと思います。

駐車場

  ■晴天時
   東京ガイシ様 敷地内 (〒324-0618 栃木県那須郡那珂川町小口878)
   ※受付会場まで徒歩10分(700m)

  ■雨天時   「小口集会所」 (もうひとつの美術館 隣) 

雨天の場合

 雨天等で会場を変更する場合は、東京ガイシ様入り口(晴天時駐車場)等にお知らせを掲示します。
 また、当日朝8時以降、以下のサイト・留守番電話でも告知いたします。

  ●HP「美炎・馬頭琴の調べ」 → http://hirocraft.com/miho
  ●留守番電話がお答えします → 0287-92-5660(廣田) おかけ間違いのないようご注意下さい。

  ※前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天時会場(屋内)に
    変更する場合があります。

車アクセス

  ■東北自動車道 矢板ICより50分 西那須野ICより60分 宇都宮ICより60分
  ■常磐自動車道 那珂ICより60分
  ■北関東自動車道 上三川ICより70分

お願い いろいろ (注文の多い音楽会です)

※必ずお読みください。
  ●集落の山の棚田を利用した野外でのコンサートです。(雨の場合は会場が変わります)
  ●駐車場に限りがあります。グループの方は出来るだけ相乗りでお越し下さると助かります。
  ●駐車場から受付までは舗装された道を約700m歩きます(徒歩約10分)。アップダウンもありますが、
   里の風景を楽しみつつ、のんびりお散歩気分でお出で下さい。
   駐車場へは少し早めのご到着をお勧めしております。
   (歩行が困難な方など、極力対応はいたしますのでご相談下さい)
  ●受付から演奏会場までは約300mです。未舗装の山の仕事道を歩いて移動します。
   坂道や、天候によってはぬかるんでいる場合もありますので、歩きやすい靴でお出でください。
   (ハイヒールなどは不向きです)。
  ●演奏会場(山の棚田)では、収穫後の田んぼと畦(あぜ)道、山の斜面などが客席となります(自由席)。
   いろいろな場所で音の違いなどもお楽しみください。足元の悪い場所もありますのでご注意願います。
   演奏中のお席の移動は他のお客様のご迷惑になりますのでお控え下さい。
  ●必要に応じて帽子、虫除け、レジャーシートなどをご持参下さい。天候によっては肌寒い事もあります。
   (銀色のシート等は、光を反射し周りのお客様にご迷惑になりますのでお避け下さい。)
  ●例年、お客様にはとても静かにコンサートを楽しんでいただいております。
   演奏中は携帯電話やスマートフォン、一眼カメラなど音の出る機器類のご使用、立ち歩いての写真撮影
   などはお控え下さい。三脚をご使用の場合も周りのお客様へのご配慮をお願いいたします。
  ●小さなお子様をお連れの方は、他のお客様のご迷惑にならないようご配慮下さい。 
  ●ゴミの持ち帰りにご協力お願い致します。
  ●駐車場や会場内で発生した、事件・事故・盗難・負傷等について、主催者は一切責任を負いません。
  ●お客様のご都合による前売券の払い戻しは出来ません。
  ●前日までの天候や当日の気象状況などにより、当日朝が晴れていても雨天時会場(屋内)に
   変更する場合があります。

  ●当日、山の棚田で開演後、天候の急変等による演奏の中断、または
   やむをえず中止となった場合でも、チケットの払戻し等はいたしません。

  ●今年は、那須烏山市の「パン職人いっぴ」さんに、
   受付広場でパンや飲み物などの販売をして頂くことになりました。どうぞご利用ください。

主催

   ヒロクラフト 廣田充伸・美千香

共催

   梅平・里守人(うめだいら・さともりびと)
   ~那珂川町小口・梅平地区の自然に寄り添う里の暮らしを、
              楽しみ・慈しみ・守り・伝え生きている人々~

後援

   那珂川町教育委員会、那珂川町観光協会、㈱下野新聞社 (敬称略)

協力

  東京ガイシ㈱、ファッションあらい、さかっぱた農園、パン職人いっぴ、
  小口行政区、那珂川町地域おこし協力隊、他    (敬称略)

チラシ、ポスターを置いて下さっているお店など

  那珂川町観光センター、もうひとつの美術館、いわむらかずお絵本の丘美術館、馬頭広重美術館、
  サンタヒルズ、そば処霧が岳、乾徳寺、鷲子山上神社、那珂川町図書館(馬頭、小川)、
  藤田製陶所、市川窯、川和自動車商会、プロジェクト・ルーデンス、PEARL‐HAIR、
  馬頭温泉郷(ゆりがねの湯、いさみ館、元湯東家、南平台温泉ホテル、観音湯、那珂川苑、美玉の湯)、
  まほろばの湯・湯親館、小川すこやか共生館、農産物直売所(西部、久那瀬)、
  イタリア料理toto、谷田便利軒、星の見える丘農園、レストラン巴夢、陶里庵、
  寿司処あすか、住吉屋、卯の花、道の駅(ばとう、きつれがわ、那須与一の郷)、
  さくら市ミュージアム、那須野が原博物館、
  なかがわ水遊園、大田原ハーモニーホール、
  西那須野図書館、大田原図書館、地域おこし協力隊(那須塩原市、大子町他)、
  秋元珈琲焙煎所、ブランチCafé日美喜、Café Cuore Del Sol、
  daigo Cafe、担々麺ゴマ屋(門前仲町・東京)   などなど (順不同、敬称略)

 
 

お問い合わせ

  TEL : 080-3349-3465(廣田)
  FAX : 0287-92-5660
  メール : info@hirocraft.com



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                       PHOTO by Tora & T.Tezuka

この演奏会の趣旨や過去の実績をまとめた資料はこちらでご覧ください。
「美炎・馬頭琴の調べ これまで と これから」 (pdfファイル 約6MB)



    ・当日、整理券をお持ちでない場合は、ご入場いただけない事も御座います。
    ・定員に達した場合は、当日券の販売は終了します。
    ・雨天会場の場合は、当日券の販売はございません。整理券をお持ちでもご入場いただけません。
     どうぞ予めご了承ください。
 

「第4回 美炎・馬頭琴の調べ(2014)」ご報告


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ご報告が大変遅くなり、当日参加されたお客様およびご協力いただいた皆様には、大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
お時間ございましたらご覧いただけると幸いです。
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2014年10月19日(日)に行われた「第4回 美炎・馬頭琴の調べ」は無事終了いたしました。
当日は晴天の中、棚田には200人以上(スタッフ含めて)のお客様にお越しいただき、予定通りに棚田でコンサートを開催する事ができました。
ご来場いただいたたくさんのお客様に心より御礼申し上げます。
また、ご協力いただいた多くの方々にも厚く御礼申し上げます。

コンサート風景(スライドショー)

※画像読み込みのため、始まるまで時間がかかる事があります。

 

photo by Tora & Ogawa & Arakawa & Komuro & Tezuka

当日のパンフレット

当日パンフレットp1 当日パンフレットp2 

当日パンフレットp3 当日パンフレットp4

 

馬頭琴奏者・美炎さんの感想

●里守人おじさんず

朝いちばん
棚田の石舞台目指して山に入る。
主催のヒロクラフトさんの家の脇に山の棚田へ続いている道の入り口がある。
そこから参道がはじまっている。
朝いちばんに来ているのに、すでにきれいに掃き清められているのだ。
これはこの梅平地区のヒロクラフトさんが言うところの梅平里守人(うめだいらさともりびと)のおじさんず。
4回目になる今年、毎年顔をあわせる棚田の持ち主しげるさんの同じラインにいる気がするおじさんずが3人いらっしゃるのだが、しげるさん含めこの方達がなんだかすごい。
こんな風に山の棚田にお客様を招くというのは初体験である、その第一回目から、お客様が気持ちいいように。
危なくないように。
楽しく聴けるように。
その一心で、人の田んぼの参道を数日前から、たぶんもっと前から。
草刈り、薮払い、当日朝は神社の参道ばりに掃き清められているのだ。
そして第一回目から、コンサート後に私にそれぞれのおじさんずが、終わった後に、これだけのお客さんが来たんだからゴミの一つも落ちているだろうと、目を皿のようにして意地悪いくらい探したけど、どんな小さなゴミも落ちていなかったんだよ!
と嬉しそうに教えてくれたり、
お客さんがね、気持ちよく棚田にきて、気持ちよく聞いて帰ってくれるのが何より嬉しいんだよ。
とか
みんな帰り道、ほんとうに今日は来てよかったねーと誰もが言っていたよ。誰一人文句らしいことをいってなかったよ。と嬉しそうに報告してくださる。
私にはこのおじさんずが天使のように感じるのですが。笑
守護天使かな。梅平里守人だから。
この山の棚田は不思議なくらい音が伸びて美しく響く。
馬頭琴は完全に生音だが、私は自分の音が山の上でどんな風に聞こえるか聞いた事はないけれど、弾いていてホールのように音が返ってくるとかでもなく、普通の野外のように散って消える感覚でもなく、本当に伸びていくのが感覚としてわかって面白い。
その音に対してどうやら自然が反応してくれる。
毎年お客さんが、この曲のときにトンビが舞っていたとか、この曲で赤トンボがいっせいに出てきた、とかこの曲で風が後ろの森を順番に吹き渡っていたとか。いろいろ教えてくださる。
この場所は音が不思議に作用する。そこにはどうもはじめっからこのおじさんず以下沢山のおじさんずに繋がる人達のあたたかい気持ちが作用している。
私は毎回日の出の朝いちばんにこの参道を通って棚田の石舞台にお参りする。
静かに棚田の中で今日どのように音を巡らせるかイメージする。
それができるのもこの参道のおかげなのです。   
 (馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOGより転載)

*******************
●忘れるなよ

確か何気なくいいました。
まあ何気なくとは言っても楽器にとっては大きな問題である事には違いなく。
9月に棚田に取材されに行った時に夕方になるにつれ湿気が出てきて、はじめの取材で鳴っていた楽器がだんだん鳴らなくなってきたので、
湿気で楽器が鳴らなくなってますが、本番は日中なので今より音がずっといいはずです。
と取材の方に言ったのを、棚田の持ち主しげるさんは衝撃として受け止めていました。
一週間前の台風で棚田に雨が降り、3日前の世の中雨ではない日にその周辺だけ雨が降り、しげるさんは気が気じゃなく、毎年お客さん目線で、どうしたらお客さんが気持ちよく聞けるかに気を配って一年いろいろ思いながらたぶん棚田の大変!!な作業をこなしているんですけれども、
今年はじめてその美炎さんの湿気で楽器が鳴らなくなる、という言葉にこれは大変とそのことばかり心配して、それを廣田さんも察して棚田に降った雨の排水作業を連日してくれていました。
本当にありがたかったです。音は音楽の要ですからどうしようもありません。
こう書いていてまた思いました。
本当に棚田の持ち主しげるさんと、ヒロクラフト自慢のよその田んぼと公言している廣田さん夫婦は、次の一年間事あるごとに、来年を見据えて棚田に想いを馳せているのだと。
そしてそれに関わる方たちもまた、次の一年間を楽しみに、気ももみながら関わってくれているのだなーと。
だからこそ朝一番で棚田へと続く山道が参道におもえて、感謝が自然に湧いてくる。
慈しみながら関わる田んぼであるからこんなに特別な場所になり、一度来た人がハマるのだと思います。
共演者もまたハマるのです。笑
私もこの舞台になるべくいろんな人に体験したもらいたい気もするし、またこの人とやりたい気もするし、舞台の大きさも限られているので年々増えるわけにもいかず。
でもどちらにせよ、一期一会、今だけの音、今だけの風、今だけの人の集まり。
それであることには間違いありません。
朝一しっとりと濡れていた石舞台。設定をしてお客様を待つ間にみるみるモヤがたちあがり、お日様の力はなんて偉大だろうと思いました。
こんな風に演奏が始まるまでにいろんな事柄に感謝して感動できる舞台に出会えた事が
私がこの棚田コンサートをご褒美みたいだと思う所以でもあります。
演奏後の懇親会で振る舞われる地域のお母さん達の朝から大釜で炊き上げる棚田米と山の恵みのご馳走ももちろんご褒美です。
私何かいいことしたっけ?と思わず振り返り、いや。してないな。これはいいことしたご褒美じゃなくて、この感謝と里人と自然が一体となって作用する事でうまれる音を、忘れるなよ。という事なんですね。
 (馬頭琴奏者美炎公式サイトBLOGより転載)

皆さんのレポート

スタッフやお客様が当日のレポートをUPして下さいました。

 ◆寅さん日記 「第4回 美炎・馬頭琴の調べ」

 ◆那須発 ちゃりあんブログⅡ  「美炎 ~Miho~ 馬頭琴の調べ IN 馬頭」

 ◆ビタミン☆パワー  「美炎・馬頭琴の調べ in 山の棚田♪」

 ◆優しい時間  「美炎・馬頭琴の調べ 〜棚田に集まる鳥や虫と共に〜」

 ◆a m e * t u t i  「山の棚田コンサート2014 秋」

 ◆Sense of Wonder  「馬頭琴の調べ2014」

ご紹介ありがとうございました。
 

新聞等の掲載

20140904_東京新聞◆東京新聞(9月4日)

20140917_毎日新聞◆毎日新聞(9月17日)

IMG_20140920_0001_NEW◆読売新聞(9月20日)

IMG_20140920_0002_NEW◆下野新聞(9月20日)

20141003_とちぎ朝日のコピー◆とちぎ朝日(10月3日)

20141010_栃木よみうり◆栃木よみうり(10月10日)

ご紹介ありがとうございました。

お客様のご感想

当日のアンケートで、お客様のご感想をたくさんいただきました。
ご感想、ご満足の声、ご苦言、ご指導ありがとうございます。
お客様の声は、とても励みになり、次回の参考にさせていただきます。

***************************************************
●初めての自然の中でのコンサートを聞き、山間の棚田での馬頭琴演奏、とても自然に溶
け込んで感激しました。大満足です!!また来たいです。(宇都宮市・男性)

●去年初めて棚田でのコンサートを聞いて、とても良い気持ちで、美味しいおそばを食べ
帰りました。
 今年も参加でき、3時間かけてきて良かったです。
 日本の曲にも とてもあっていました。(千葉県・男性)

●素晴らしい演奏でした。
 弦の音色は心を和ませ、安らかな気持ちにさせてくれます。
 四方を山に囲まれ、棚田の中にステージがある、まさに自然と一体化したコンサート。
 耳に心地良いこの体験を、ぜひ味わってほしいと友達にも声を掛けました。
 このコンサートの良さは、実感してもらわなければ理解できないかも。
 前売り券は完売、当日券も駐車場が満杯になれば打ち切りになるとの事。
 今日、鑑賞できた事、本当に良かったと思います。
 シゲルさんの田んぼの事、「ねむの木」のエピソードも良かったです。
 私も稲を育てた事があるので、苦労が良くわかります。
 どうか来年も感動を味あわせて下さい。(小山市・男性)

●ポスターを見た時に、すぐにチケットを売っているお店を教えていただき買い求めまし
た。チケットを楽しみに待つ事2ヶ月ちょっと。最高の楽しい時間でした。
 子供が小さい頃、感動して読んだ「スーホの白い馬」の本の中の馬頭琴の音色に感動で
す。(宇都宮市・女性)

●自然と馬頭琴の調和が最高でした。こんなに心地良い事は久しぶりです。
 木漏れ日とか風と小鳥の声それに馬頭琴。言うことなしでした。(那須町・女性)

●初めて馬頭琴の演奏を聞きました。とても素晴らしかった。
 良く晴れた青空の下、時折風が吹き、とても良い時間を頂きました。(下野市・女性)
 
●初めて馬頭琴を聞きました。とても素敵でした。指の使い方が難しそうでした。
 写真の小径では「葉の一生」が良かったです。コーヒーと団子が美味しかったです。
 スタッフの人がたくさん案内してくれて良かったです。(埼玉県・女性)

●「馬頭琴」という楽器があることは知っていましたが、身近で本物の音色を聞くのは初
めてでした。独特の寂しげな音色がすごく好きです。また来たいと思います。
 っていうか、地元の人だけ対象ではもったいない演奏会でした。
 全国の人たちに知らせたいです。(那珂川町・女性)

●素晴らしいロケーションで素晴らしい音色、感動しました。
 会場へ行く途中の道に飾られた、写真も素敵でした。
 片道3時間掛けて来て良かった。また来たいです。
 帰りは温泉に入って帰ります。ありがとうございました。(埼玉県・男性)

●初めての参加でしたが、とても感動でした。
 初め、棚田と聞いて、そんな所でコンサートと思いましたが、とても音が素晴らしく響
き、今までにないコンサートでした。
 素敵な1日をありがとうございました。(那須塩原市・女性)

●天候にも恵まれ、素晴らしい自然の中でのコンサート、とても感動いたしました。
 大変だとは思いますが、このコンサートを続けてくださいますようお願いいたします。
(那珂川町・男性)

●初回から見させて頂いていますが、毎年心洗われる時間を過ごさせていただいています。
 今年の美炎さんは髪が長くなったからでしょうか、いつもよりエレガンスで艶っぽく感
じましたよ~♪
衣装も毎回楽しみにさせてもらっていますが、今年の衣装もお着物のリフォームとか・・・。
 風にたなびいてとても素敵でした。また来年も楽しみにしています。(鹿沼市・女性)

●自然の中に馬頭琴の音色がとけこんでいてとても綺麗でした。
 水の音、虫の音、風、すべてがここちよかったです。
 ありがとうございました。(宇都宮市・女性)

●イナゴをつかまえました。楽しかったです。(那珂川町・小学生男子)

●シゲルさんの棚田の素晴らしさ、馬頭琴mihoさんに出会えた事、
 とても幸せな1日でした。ありがとうございます。(那須塩原市・女性)

●とても心地良い音色で優雅な時間を過ごせました。とても良かったです。(日光市・女性)

●今年初めて来ました。とても感動しました。また来たいと思います。
 毎年行われるよう願っています。(福島県・男性)

●秋風の中のコンサート、静かな棚田の中で、のんびりとしたひと時、ほっとしました。
 スタッフの皆様のご苦労が身にしみる思いでした。(宇都宮市・男性)

●真っ青な空に澄んだ空気、そこに響く馬頭琴の調べに心が洗われました、心が癒されま
した。生きているという実感のもてたひと時!!
ありがとうございました。(鹿沼市・女性)

●毎回楽しみに聴かせていただいています。
 今回は美炎さんのオリジナル曲がいっぱいで、素敵でしたが、昔から伝わっている馬頭
琴の曲ももう少し聴きたかったなと思いました。
 お見送りの曲もいつもありがとうございます。響きが少しづつ違って本当に楽しめます。
 また来年!!(那珂川町・女性)

●お天気も良くとても楽しく、素敵な演奏でした。
 前売り券を早く用意したので安心でした。
 スタッフの人たちの笑顔の案内が親切で嬉しかったです。
 ありがとうございました。(那須塩原市・女性)

●とても良い雰囲気で聞けて、大変満足しました。
 スタッフの方々は親切でありがたかったです。(東京都・女性)

●素晴らしい青空の中、棚田に初めて入り、全てがピッタリのセッティングに感動です。
 高い所で聞かせていただいたのですが、いい音が丁度良く入って来ました。
 ずっと鳥たちが鳴いたり、トンボが舞う中、時折吹き抜ける風と共に、
 演奏される音は心地良く、山の谷全体が一体となっていました。
 準備や山の手入れありがとうございます。
 そしてすべてにありがとうございました。(東京都・男性)

●秋晴れの中、申し分ない天候の下、山中を通り、素敵な棚田で素敵な演奏楽しかったです。
 田舎生まれでも、なお一層懐かしく思いました。(矢板市・女性)

●棚田コンサートは初めて鑑賞させていただきました。
 感動ものでした。また参加したいと思います。(宇都宮市・男性)

●本日も最高に素敵な演奏ありがとうございます。
 天気、陽気、風、すべてが相まって共鳴し、心地良くすがすがしいひと時を十分に堪能
できました。更に、いつも勇気を頂いています。
 棚田という自然、ともすれば何も知らず見過ごしてしまう中にも、こんなに素晴らしい
ものがあることを改めて感じさせていただきました。(千葉県・男性)

●風がいいですね。
 音の風、空気の風、まわりの木々の葉がゆれて、羽虫が飛んで、金色に輝く蜘蛛の糸も
飛んでいました。鳥の声も気持ちよさそうで。みんながつながっている感じ。
 心地よかったです。ありがとう。(東京都・女性)

●初めて生で聞きました。
 棚田のホールのせいもあるのでしょうが、音色が何層にもなっていて、懐かしいような
新しいような、そんな想いで聴いておりました。
 忙しい日々の中にあって、細胞を潤わしていただきました。
 廣田夫妻に感謝です。ありがとうございました。(那珂川町・女性)

●今日はどうもありがとうございました。
 心に残る演奏でした。次回も来ます。(茨城県・男性)

●私が生まれた土地にも、棚田があり、彼岸花があぜ道に咲いています。栃木の山の棚田
は初めてで、馬頭琴もテレビでは見たかもしれませんが、実際では初めて聞く音色です。
 やはり何を弾くかお楽しみコーナーの「里の秋」は、一緒に歌いたくなりました。
 これからもがんばって下さい。ありがとうございました。(埼玉県・女性)、

●こんな静かなコンサートは初めて!
 清らかな空気、青い空、草の香りが魂の汚れを流してくれる。正に命の洗濯。
 草原の中で遠くから聞こえてくる調べに子守唄のようにやさしく、
 丁寧に育まれる命、を体感させてもらいました。(埼玉県・女性)

●さわやかな風にのってすっごく素晴らしい演奏会。wonderefull!
 今後も継続を!!(那珂川町・男性)

●大自然の中での馬頭琴の音色は、全身にしみ込み感動しました。
 懐かしさと喜びで涙がこみ上げて来ました。
来年も楽しみにしております。(大田原市・女性)

●静かな日和の中、棚田のコンサートはとても良かったです。
 馬頭琴の音色に穏やかな気持ちになれました。
 東北震災で福島から栃木に避難してきましたが、素敵なコンサートを聞く事ができた幸
福感で心豊かになりました。こうした幸福があったのですね。(栃木県・女性)

●棚田という 今では貴重な自然の中での素晴らしい演奏会でした。
 演奏者の横をチョウがヒラヒラとトンボがスイスイととんでいて、いい気持ちになりま
した。(那珂川町・男性)

●昨年は「風」の曲が多かったせいか、風が良く吹いて(それも又面白いのですが)
 今年はおだやかな日ざしの中の演奏。自然との共鳴を、リピーターは毎回楽しんでいる
でしょうね。カイロや敷物など、スタッフの心配りも良かったし、美炎さんの、シゲル
さんの娘さんの話も心に残るものでした。
 単に来ていやされて帰るというだけではなく(それだけでも充分なのですが)、
 里山の自然を残していくことの大変さや、人と自然にとっての大事さを
 実感して頂けるものになりつつあると思いました。(千葉県・女性)
***************************************************

 

ご協力ありがとうございました

遠い駐車場から歩いてくださったお客様、遠くからカートを押して来て下さった地域の皆様、
当日お手伝い頂いた皆様、看板設置と駐車場誘導してくれた皆様、受付業務をしてくれた皆様、
当日、CDやヒロクラフト作品を販売してくださった寅組や千葉組の皆様、
当日や準備段階でお手伝いいただいた「那珂川町地域おこし協力隊」の皆様、
チラシ配布やポスター掲示に御協力して下さった沢山の店舗や個人の皆様、
町内プレイガイドになって下さった「ファッションあらい」様、
ベース、キーボード用のバッテリーを用意して下さった「川和自動車」様、
仮設トイレや看板を貸してくださったフジタ様、受付や販売用のテントを貸してくださった皆様、
美味しいパンを販売して下さった「パン工房いっぴ」の皆様、
本格珈琲を販売して下さった「JOZOCAFE」の皆様、
駐車場用地を貸して下さった「東京ガイシ」様、
会場も含めその周辺も綺麗に整備して下さった地域の皆様、
演奏者に花束を贈ってくれた梅平の子ども達、
千葉や東京から駆けつけてくれた美炎さんや寅さんのお仲間、差し入れを下さった皆様、
テントを貸して下さり、広報にご協力いただいた那珂川町観光協会様、
テント、テーブル、椅子、雨天時の会場を貸して下さった小口行政区様、
演奏会の後援をいただいた那珂川町教育委員会、那珂川町観光協会、㈱下野新聞社、㈱エフエム栃木、㈱栃木放送、㈱とちぎテレビ、様、
写真やビデオを撮ってくれた写真スタッフ様、
スタッフ用の昼食を作ってくださった梅平地区のお母さん方、
雨天時会場用にスライドショーを製作してくださったM様、
駐車場から受付まで歩くお客様を陰から支えてくれた地域の皆様、
駐車場から会場までの道の周囲の草刈りをして綺麗にして下さった地域の皆様、
道案内スタッフを気遣って下さった地域の皆様、
アンケートに感想を寄せて下さったたくさんの皆様、
演奏会の紹介をして下さった下野新聞、朝日新聞、東京新聞、読売新聞、毎日新聞、他新聞各社様、
レディオベリー「那珂良しラジオ」の皆様、
事前に紹介して下さった地元ケーブルテレビ「なかテレビ」の皆様、
演奏会場としての棚田に息を吹き込み続けるシゲルさん、
受付会場として畑を使わせてくださったサクライさん、
そして馬頭琴奏者・美炎さん、キーボード奏者・竹井美子さん、パーカッション・今成さん、
こちらも気づかない所で御配慮くださった沢山の皆様、
本当にありがとうございました。

寄付

 今回の収益の一部は地元「小口行政区」に寄付させていただきました。

次回へ向けて

 次回は、2015年10月18日(日)に第5回を予定しています。
 機会がありましたら是非どうぞご参加ください。

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